2011-11-05(土) [長年日記]
■ 秋のうすださん詣で
パラボラアンテナ愛好家たるもの、春夏秋冬、四季折々のアンテナを楽しみたいものであります。ということで、そろそろ佐久周辺の木々もいい感じに色づいてきただろうし、(たぶん)今年最後の臼田へ。5時に起きても前日に支度をしないでいると出発は6時になってしまい、八王子ICはすでに渋滞していたのだった。まぁ、圏央道に入ってしまえば空いているのだけど。
そんなこんなで最近の定番ルートになった「酷道」R299を西へ。秩父あたりはまだまだ紅葉していないというか、一部の木々はすでに葉を散らしている一方で、楓やイチョウといった主役たちがまだ青々としていたりして、なんというか【足並みが揃ってない】という感じ。今年は夏が暑くなくて、いまだに暖かいからか、紅葉は全体的にイマイチらしいね。
とか言ってたら、いつもの十石峠の手前で通行止めです。まぁ予想はしてたけどな。こないだの台風だろう。ここまでしてなおこの国道を維持する根性は認めるが、迂回路の林道の方が立派なのはどういうことかと。
さすがに十石峠周辺はいい感じに色づいている木も増えてきて、「おっ」となる場所もあるが、やはり全体的にはもう一声な感じだ。標高があがってくるとこんどはカラマツだけになってしまうし、なかなか難しい。カラマツは富士山が一番だしなー。
さて、今日もうすださんはカッコイイのです。イカロスはビーコンでしか通信できないほど遠くに行ってしまったし、あかつきも金星軌道投入を諦めてないしと、日本の探査機たちはまだまだ健在なので、うすださんにもがんばってもらわねば。なお、Twitterを見るかぎり、どうも今日の通信相手はあかつきだったようだ。
ところで敷地内のいままではなかった場所にパイロンが並べられて、これより向こうは行ってはダメという新ルールができたようだ。角度にしてアンテナの周囲約60度くらいが立ち入り禁止に。おかげで毎回ぐるっと一周撮影しているのに今回からできなくなってしまった。この角度、守衛室からの死角の部分にみえなくもないので、もしかすると守衛の目を盗んでフェンスを乗り越えた不届き者でもいたのではないだろうか。はやぶさ騒動からこっち、だんだんフレンドリーさが失われていていって悲しい。こんなに近くまで寄れるアンテナは、そうそうないのに。
野辺山に寄る企画もあったのだけど、さすがに昨日・今日と行動しすぎて疲れたので、関越経由で帰ることに。いつものように佐久平スマートICから乗らずに、R254を東進してみたら、荒船山のあたりでなかなかの紅葉ポイントが。これは好判断だった。岩山に紅葉って、なんでこう絵になるかねぇ。