2011-03-14(月) [長年日記]
■ 自宅待機の日
東京電力の計画停電が夕べ発表されたときは、わが町がなぜか3ヶ所のグループに含まれてたりしてもう大混乱だったのだけど、けっきょく第一グループということで今日は朝イチと夕方の2回が割り当てられることになった。
6:30からの停電に備えるまでもなく猫はいつもどおり5時に起きるので、そのあたりは変化なしなんだけど(とはいえ人間の朝食はちょっと早め)、仕事に行こうにも小田急も横浜線も止まっているのでどうにもならない。
早々に出社はあきらめて、自宅でプロジェクトメンバの状況をTwitterとメールで把握したり。最終的には各メンバ間で同じ情報を何度も多重に交換するハメになってしまって面倒なので、Facebookにグループを作った。Facebookが実は「実名主義」じゃなくて「本名主義」だと判明して以来、ちょっと情熱は冷めていたのだけど、こういうときに安定して使えるところはさすが世界のインフラだ。便利に使わせてもらうとしよう。
けっきょくうちのグループに停電はなかったのだけれど、だからといって何かが成し遂げられたわけでもなく。いつ電気が切れるか気が気じゃなくて、なんとなくダラダラと過ごしてしまった。いかんなぁ。
東電の中の人たちがすごくがんばっていて、できるかぎり電気を途切れさせまいとしているのはよーくわかるんだけど、がんばりすぎというか、がんばる方向がずれてるというか。TVで、自宅で医療機器を使っている人の話をしていたけれど、いつ停電になるのかわからないから動けないといって困っていた。うっかり被災地まで停電させてしまったのも、がんばりすぎて余裕がないせいじゃないのか。
やると決めたらキッチリ停電にしてくれた方が、むしろ影響範囲が絞り込めて、行動計画が立てやすいと思うんだけどなぁ。こんな時なんだから、みんなでちょっとずつ不便になろうぜ。長期戦なんだから、がんばりすぎると続かないよ。