ただのにっき
2010-11-10(水) [長年日記]
■ 「jQueryクックブック」を自炊した(再)
先日自炊した「jQueryクックブック」、出先や職場で参照してみるも、なかなか手軽に読めるという感じではない。まぁあの厚いのを持ち歩くのに比べたらいつでも読めて検索までできるというのは格段に便利ではあるんだけど。
まず、最低画質で取り込んだこともあってやはり読んでいて不愉快。あと、狭い画面で文字が入っている部分だけを拡大して読んでいると、左右の余白が邪魔。とくに後者はDesireで表示してるときに操作性が落ちるのでなんとかしたい。
というわけで、再度スキャンしてみた。
まず、ScanSnapの設定で画質はファインに。その代わり白黒固定にした。前回オートでやったら網掛けが入っているページはグレーで取り込まれてしまったので、今回画質は上げる一方で階調は落とした。
それから用紙の設定も自動になっていたものをカスタム設定にして、紙面のうち文字が入っている幅だけを指定した。これで左右の余白は取り込まれないはず。縦方向は実際の紙よりも小さくしてしまうとScanSnapが止まってしまうので自動のまま(なので上下の余白はそのまま)。
結果。上が前回のものをAdobe Readerで2ページ表示したもの。20インチクラスのワイド画面のディスプレイなら快適に読めるけど、字が汚い。下が今回のもの。左右の余白が消えて、狭い画面でも読みやすくなった。字もわりときれい(この写真じゃわからないと思うけど)。
とはいえ、やはりDesire程度(3.7インチ)の画面だと、横にしても厳しいんだよなぁ。「うーん、これはKindleフラグか」と思ったけど、最新のKindle3は6インチ画面だから対角15cm。Desireの画面を2つ並べた程度の面積しかない。だとしたらKindleでも横向きにしないと読めないってことで、不自由なことに変わりはないなぁ。Kindleを買ういい口実ができたと思ったんだけど(笑)。
で、ここでかならずiPadを勧めてくるお節介さんが登場するわけだけど、おれがアンチAppleなのを差し引いたとしても、日本の通勤電車で立って使うにはデカすぎて重すぎて落とせば割れるという、移動読書端末としては無価値なデバイスであるということはキッパリ書いておく。Androidタブレットにしても同じことだ。