ただのにっき
2010-06-05(土) [長年日記]
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無限記憶 (創元SF文庫)(ロバート・チャールズ・ウィルスン)
前作『時間封鎖』はなかなかの傑作だったので、続編の本書はけっこう楽しみにしていたんだけど(というわりに1年近く放ったらかしにしておくのはどうなのか)、ちょっとイマイチだったかなー。なんというか、ストーリーはあるけどプロットがない感じ。
って、前作も似たような印象だったことを思い出した(笑)。この人の作風なのかね。ひとつひとつのエピソードは素敵なんだけど、最終的にはまとまりがないところに落ち着くというか。三部作の最終巻はまだ出ていないようだけど、買うかどうか悩みどころだ。