2009-09-26(土) [長年日記]
■ 鴻池朋子「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」展に行ってきた
家にいると際限なく子猫充してしまうので、かみさんと新宿方面に出かけてきた。オペラシティで鴻池朋子の『インタートラベラー 神話と遊ぶ人』が明日までということだったので、滑り込み。
鴻池朋子という人は知らなかったんだけど(現代アートの人というくくりでいいのかな?)、複数の作品を通して同じモチーフを繰り返し使ってシュルレアリスムっぽい絵画やオブジェを作っている。個人的に好きなダリを連想する作風なので、けっこう気に入った。
特に、後脚が人間のものに置き換えられた6本脚のオオカミのモチーフが好きになった。不気味というよりむしろカワイイ。いっぽう、毛玉に手足をつけたような「みみお」が猛プッシュされていたみたいだが、そんなにいいモチーフには思えなかったな。
写真は、唯一撮影が許されていた「インタートラベラー」さん。現世には下半身のみが存在している模様。ときどきオオカミとドッキングする。「さん」というより「ちゃん」って感じだな、質感が幼女っぽいし。
土曜日の午後にオペラシティ周辺で写真撮ってたので、もしかしてすぐ近くにいたのかも。ミュージアムショップにあった「みみお」の縫いぐるみの値段は法外だと思いました(笑)。