2009-03-25(水) [長年日記]
■ だいたいgitが使えるようになった。またはRuBBSとmobilerをGitHubへ
Git入門のチュートリアルをひと通り読んだあとは、ネット上で日本語情報を軽く漁るという、系統だった学習とはとても言えない(でもいつも通りの)手法でだいたいの雰囲気はわかった。というか、GitHubで都度つどに出てくるヘルプが優秀で、その通りにコマンドをツッコむと、だいたいしたいことができるというのは、なかなかすごい。今回いちばん感心したのはGitHubのユーザビリティだったりして。
というわけで、spc.gr.jpの閉鎖にともなって移転先のなかった(しかしすでに歴史的意味しかなさそうな)古いプロジェクトで練習した。RuBBSとmobiler。自宅サーバにあったsvnリポジトリはすでに救出不能なので、最新のパッケージを入れて、READMEの文字コードをUTF-8にした程度だけど(GitHubはREADMEファイルを見つけて勝手に表示してくれるので)。
あとは人サマのリポジトリをcloneして、修正をpushしたりpullしてもらったりするあたりが未体験だけど、全リポジトリが対等なSCMだから勝手は同じだろう。
実際使ってみて、Linusが「ソース管理というよりはパッチ管理」を目指して作ったというのがよくわかった。確かにパッチのやり取りって、従来のSCMではシステム化されていない泥臭い領域だったしなぁ。これは確かに(特にOSS開発では)便利な方式だ。Gitのよさがちょっとわかったよ。