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ただのにっき


2009-03-07(土) [長年日記]

川崎 1-1 柏@等々力

等々力競技場 開幕戦。16:00キックオフの試合なのに、12:30の時点でもう裏の広場までいっぱいの行列。今年も先が思いやられる混雑ぶりであります。それでも満席じゃなかったんだけど。なんでやねん。

開幕戦での勝ち負けをどうこうしてもしょうがないので、勝ち点1はOKとしよう。ただ、去年の弱点がまったく改善されていないのがなぁ。相手に引かれたり、極端にコンパクトな陣形を取られると、攻め手がなくなって横パスを取られて速攻される……というパターンが相変わらず。相手から見れば川崎攻略法に変化なしに見えただろう。大丈夫かなぁ。

DFと中盤の連携もイマイチで、攻撃に厚みがない。というか勇介をスタメンで出せと。


そういえば、これだけは書いておかねばと思っていたのに忘れていたので追記。

ホイッスルによる中断時に、柏のGK菅野が、ボールを取りに駆け寄るテセの目の前でボールを外に蹴りだすという、たいへん非紳士的な行為をしたんだよね。この行為のひどさについて語るにはこのスペースは狭すぎるのだけど、この行為に対してテセは、ビタイチ反応することなく、静かに現場を離れた。これがまず偉い。審判が見てないのは確実なので抗議するだけ無駄だから、すばらしく冷静。これが勇介だったら(ry

さらにすばらしいのは、このあと菅野がゴールキックする場面で2度にわたり、テセがボールを蹴るべき位置に置いてやっているんだよね。フェアプレイとはどういうものか、いちいち例示してやっているわけで、おれが菅野だったらその場にいられなくなるくらい恥ずかしかったと思う。彼がどう感じたか知らないけど。

二人とも1984年生まれ。同じ25歳でもここまで違うものなのかと驚くとともに、一見して猪突猛進型であまり頭使ってなさそうな印象のテセが、実は非常にクレバーなところに感心した。いや、テセがクレバーなのはよく知ってるけど、改めてそれを確認したというべきか。勝ち負け別にして、今回の試合でもっとも印象に残ったシーンだ。

Tags: frontale

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