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ただのにっき


2008-10-01(水) [長年日記]

車載動画用に吸盤スタンドを買ってきた

昨日の一連のツッコミを見ていたら、実は吸盤でもけっこういけるんじゃね? と思わなくもなかったので、ためしに買ってきてみた。「デジカメ吸盤君」の隣に並んでいたのは、どう見ても同じ製品をアレンジしたDigio DCA-088という品で、こっちはクイックシューも付いて(バイクでは重要な装備)、しかも耐加重が700g(デジカメ吸盤君は500g)。同じ吸盤を使ってるようにしか見えないのに、なんで耐加重が違うのか不思議だが、激しく揺れるバイクの上では大きいほうがいいよな。しかも安いし。

ライトに さっそく付けてみた。ライトのハイビーム側にぴったり。この手のボールジョイントはヤワなので、できるだけ負荷がかからないようにカメラは下向きに。上下逆さまになってしまうが、編集時に180度回転させればいいや。

スピードメーターに スクリーンの内側にも付けられるが、平らで安定した場所といえばスピードメーターがぴったりだ。もっともこのカメラは高さが足らないので、視野にいろいろ入ってしまうが、Xactiならなんとかなるかも。ちなみにナビにもスピードメーターがついているので、本体のメーターは見えなくても支障はない。

週末にテストできるといいなぁ。

Tags: onboard
本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Marlowe [視野に少しは車体が入ったほうが車載としては面白いと思いますよ。]

masaruyokoi [なるほど。 車載カメラを吸盤で取り付ける技があったか!と。]

ただただし [>Marlowe たしかに、一理ある。が、ETCのアンテナが画面の半分を占めている動画は見たくあるまい(笑)。 >..]

tokoya [延長ポール使うのはダメですかね。 http://item.rakuten.co.jp/mapcamera/49771..]

ただただし [>tokoya 荷重はいいとしても、棒の先で重いものをゆすったら、ボールジョイントがすぐに死んじゃうと思うなぁ 。]


2008-09-30(火) [長年日記]

車載動画デビュー

先週のツーリングで撮ってきた動画をニコ動にうpした。けっして動画向きとは言えないCANON IXY DIGITAL 55を、これまたけっして車載向きとは言いがたいGorillapodを使ってBMW R1200GSに固定した。

Gorillapodはかなり柔らかい構造なので、振動しちゃってどうしようもないだろうと予想していたんだけど、思いのほか安定していて驚いた。まぁ、動画を見ればわかるように、長時間固定し続けることが難しいので、実用的には論外なんだけど。ちゃんとしたマウンタを探さねば。

あとは動画向きのデジカメだよなぁ。やっぱXactiがいいんだろうけど、バイク用となると防水タイプを選ばざるを得なくて、そうなるとHDじゃないのが寂しい感じ。もっとも今回の動画(元は640x480)でもまぁまぁの画質なのでいいか。

ところできれいなエンコード方法を探していたら(とにかくたくさんの予備知識が必要で困った)、ニコエンコという関連ツールとおすすめ設定のセットになったものがあり、おかげで簡単にできた。こういうのは助かる。

ただ、車載動画は動きが大きいせいか、それでもやはりノイズが目立つ気がする。高画質への道は長い。

本日のツッコミ(全11件) [ツッコミを入れる]

Before...

Marlowe [http://www.tajimac.com/vcs_bm.html こんなのありますよ]

ただただし [それはゴツいにも程があるwww >Marlowe デジカメ吸盤君は失敗しても惜しくない程度に安いですね。でも、じっ..]

7743 [こんなんどうでしょうね。 http://www.matome.info/draview/ ザクティみたいな形だと金..]

ただただし [車載動画Wikiは基本です! でもバイクの情報はあんまりないの……。]

PCM [>でもバイクの情報はあんまりないの……。 サーセンw 最近バイクで車載撮っていない事は無いのですが、いろいろ試行錯..]

ただただし [おぉ! >PCM そのマウント(?)はさすがに参考にならないw]


2008-09-29(月) [長年日記]

バベル17 (ハヤカワ文庫 SF 248)(サミュエル R.ディレイニー)

ハヤカワ文庫は最近、なぜか若いときに読み逃していた名作をときどき復活してくれたりして、けっこう助かる。もっとも、その他の新刊といえばシリーズ物ばっかりで、単に新作が出ないだけなのかも知れない。はっ、ひょっとして今は、「翻訳SF冬の時代」!?

というわけで、未読だった『バベル-17』をやっと読んだ。まったく、Rubyユーザとしてあるまじき!

表層的にはスペオペで、裏にはもっと深遠な話が横たわっている的な分析はもう、うんざりするほどされているので書かない。豊かな人物描写や風変わりなガジェットなどなど、書かれた時代のことを考慮しなくても普通にスペオペとして面白いし。さすがディレイニーだなぁ。

さて、まつもとさんがRubyを語るときに引き合いに出す*1「思考を規定する言語」バベル-17は、一人称・二人称を持たないプログラミング言語の末裔として描かれており、その圧倒的な記述力で、操る人間の思考までをも変えてしまう。ガジェットとしてはめちゃめちゃ魅力的だが、今のところRubyは(まだ)そこまでの記述力は備えていないので、我々Ruby使いは他の言語を併用せざるを得ず、完全にRubyに乗っ取られるチャンス(?)は残念ながらまだない。

そんなわけだから、ちょっと前に話題になったRuby信者批判に出てくるような「思考をRubyに乗っ取られた信者」なんて、存在するわけないじゃんと思うんだけど、どうなんでしょうね。実在するなら会ってみたいよね。この本に出てくるブッチャーみたいな人なんでしょ?

Tags: book

*1 最近はあまり耳にしないので「引き合いに出していた」と言うべき?


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