2008-07-20(日) [長年日記]
■ ひさびさに臼田詣で
ナビの軌跡データが壊れているっぽいので今回はルートマップなし。修正できたらあとで貼る。
2万km点検のあと、青キップのショックから立ち直れなかったりしてなかなか載る暇がなかったんだけど、梅雨明けもしたし、4時に起きられたので、長いこと補充できずにいたパラボラ分の補給へ。といっても、ナビの目的地を臼田にして、あとは霧が峰と県道40号の適当なポイントを中継地に指定しただけで言いなりに走るという、極めててきとーなミステリーツアー状態。
中央道に乗って、ちょこちょこ休みながら北上。朝のうちはそれほど暑くないけど、それでもメッシュジャケットでちょうどいいくらい。途中、少し雨が降って来たけど、すかさずカッパを着ることで雨雲のやる気を削ぐというライフハックが功を奏してその後は曇り時々晴れ。
いつものように諏訪で降りて、ビーナスラインへ。タイヤを交換してから初のワインディング。ミシュラン・パイロットロードは、倒しこみが自然で、路面追従性も申し分ない。やっぱおれ、ミシュランが一番合ってるなー。
霧が峰はニッコウキスゲがまっさかりということで、朝8時から大渋滞でへこむ。日本人、勤勉すぎだろ!(人のこと言えない)。おかげでいつものように一服することもできず、なんとか抜けて白樺湖からそのまま県道40号を北上。
ところが、ナビにいい加減に設定した経由ポイントが北すぎたせいで、東に折れそこね、R142まで北上してしまった。その後県道150で南下するという、なんとも無駄なルート。まぁ、150号も細くて怪しくて悪くないんだけど。
そんな150号を抜けて飛び出した先は、蓼科スカイラインの東の端で、それを西に向かえとナビは言う。「えっ、ここから西に向かって臼田に抜けるルートというと……」と止めるまもなく、ナビが誘導したのは林道でした。とほほ。今回は完全にオンロードタイヤなので、マジ怖かった。
臼田の64mは(予想通り)休憩中だったが、まぁいいや。たっぷりパラボラ分を補給する。前回訪問時に工事中だった、駐車スペースや受付のリニューアルは完了していた。展示室の入り口も受付横に新しく設けられていたが、土足禁止は相変わらずだった。どういうこだわりなのか、いまだに理解できず。
展示室の新顔は、H2Bロケット模型と、コンテンツ閲覧用のPCが2台。PCには「祈り」が入っていたのでうっかり再生してしまい、ひとしきり涙するのであった。何しに行ってるんだおれ。あと、SELENEのパンフレットに、手書きで「かぐや」って書いてあるのが物悲しい。みんな貧乏が悪い。
アンテナの周囲を回っていたら、車で来ていたおっちゃん5人組に「これはなんだ」と質問される。「これ」というのは、「水星」と書かれた、からっぽ(にしか見えない)のアクリル箱である。そこで、ちょっと離れたところにあるオレンジ色の球体を指して、「あれを太陽とした場合の、各惑星の大きさと距離を示しているのだ」と説明してあげたら、理解したようだ。ちなみに「水星」の箱の中には、針の先ほどの水星模型(?)がある。内惑星だけ見て、あの展示を理解しろというのは無茶だよな。ゲート脇には木星があったんだけど、気づかなかったようだし。
というかこの展示、施設奥にある研究棟のそばに太陽を置いて、ゲート脇に木星があるという、敷地全体を太陽系に見立てた、一見すると適切な配置なんだけど、訪問者からしてみれば展示の意図を理解する前にいきなり木星を見せられるわけで、確かにわけわからんわ。ゲートに太陽を置くべきだよな。世にユーザビリティの種はつきまじ。
帰りは佐久から関越道~圏央道で。圏央道が八王子まで延びていることを知らないナビの混乱っぷりが面白かった。
> すかさずカッパを着ることで雨雲のやる気を削ぐというライフハック
ライフハックなのかww
燕の写真がすげーいいです。
何処に巣を作るかそれぞれの夫婦で相談してるのかな?
いや、これは写真右手にある巣から巣立ちかけのヒナたちです。この後あたりを飛び回ってました。