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ただのにっき


2007-08-07(火) [長年日記]

懐かしのJavaRingを発見した

ピンボケしてしまった 先月だったか、Tech総研から「Ruby会議2007のノベルティ写真を送られたし」という指令が下ったのでトートバッグとTシャツを撮って送ったら、エンジニアを魅了するノベルティコレクション・07夏という記事になった。Dukeマウス以外は見たことないなぁ。

そういえば先日、バッグを整理していたら、底のほうからJavaRingを発見してのけぞった。物持ちいいな、おれ。

たぶん、Java Developer Conference 1998 Tokyoで配られたもの。たしかこの中にCPUとメモリが入っていて、演算ができる。人差し指にはめてもまだゆるいくらいのゴツい指輪で、見た目どおりの重量級。こんなのはめてたら、肩が凝るわ。

前年にはFeliCaが実用化されているくらいだから、これも指にはめてタッチするだけかと思いきや、けっこうがっちりした端末にはめ込まないと認識されなかったような覚えがある。Javaを使っているというだけで、こんなシロモノで夢を語れる時代があったんだよねぇ……。これの末裔みたいなシステムは実在するんだろうか?

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エチオピア効果 [もっとはっきりした写真でお願いしまーす。 それともなんか表面に公序良俗に反することが刻印されているのですか?]

ただただし [表面はこすれたのか、ちょっと風化してるので、あんまりくっきり出ないなぁ。いちおう撮りなおした。ちなみに(シンプルじゃ..]

tokoya [今の携帯電話がこれの末裔なのでは。]

ただただし [JavaVMとして携帯に寄生してると考えれば、たしかにそうかも。]

Evreux [下記にあるように実稼動しているシステムもあるようですね。http://www.iett.gov.tr/section..]

ただただし [へぇぇぇ! あの当時導入して、そのまま使ってるんだろうなぁ。指輪の形では生き残ってないというのが面白いです:-)]


2007-08-05(日) [長年日記]

ページ送り式以外のプレゼン

昨日のLL魂の「きみならどう書く」で、「全員OHP時代から変わらぬページ送り方式からはみ出ることがなくて残念」とか偉そうなコメントをしたわけだが*1、その後「LTは最前列で見たいな」と思ってRubyistたちが固まってるエリアに移動したら、akrさんやartonさんたちが「ページ送り式でないプレゼン」の可能性について真面目に議論していてずっこけた。みなさんスルー力なさすぎて大好きです。

で、そのときの話を含めた、現時点での自分なりのまとめ。

時間をいじる

まず前提として、発表者がストーリーをコントロールできなきゃプレゼンにならないのだから、リニアな時間軸を設定しないといけない、だからページ送り形式が最適……という考え方がある。これはかなり真理に近いとは思うけど、ここで思考停止しちゃったら負けだよな。たとえば、店舗の商品展示は一種のプレゼンだけど、客は自分の好きな順序・テンポで商品を見る。そんなプレゼンがあってもいい。オーディエンスが全員同じ時間を共有しなくてもいい。

その他のアイデアとしては、(ユニバーサルスタジオにあるような)多数決でシナリオが変わるプレゼンなど。平林さんが『理系のためのプレゼンのアイディア』で、オーディエンスに質問をしてその回答に応じて内容を変えるプレゼンのアイデアを披露していたけど(パワポのマルチディスプレイサポート機能の応用)、プレゼンツールがマルチエンディングをサポートしてもいいよね。

表現をいじる

今回の発表者のひとりkeisukenさんの「3Dプレゼン」はまだ3Dオブジェクトを発表者がぐりぐり回す程度だったけど、それだったらVRMLあたりが登場した当時からいろいろトライされている。どうせなら発表者もアバターになって、ぜんぶ3D世界の中で完結したプレゼンをして欲しい。いわば3D版「山野ゆき菜メソッド*2。常々、従来型のプレゼンの、説明用のプレゼンソフトからデモ画面への切り替えが興ざめだと思っているんだけど、説明もデモも同じ世界でシームレスに連続してたらカッコイイと思う。

その他、視覚と聴覚しか使わないのはもったいないので、もっと五感を刺激する(Ex.劇場でチョコの匂いを流した『チャーリーとチョコレート工場』)。逆に聴覚のみで表現してもよし(サウンドノベル方式)。


上に書いたような話はたぶん誰かが考えている or 実行済みかも知れない(その可能性が高い)。LL魂でデモられていたチャットクライアント組み込みのアイデアも、すでにニコニコプレゼンという形でだいぶ前にあったものだし。

いずれにせよ、「プレゼンツールを作れ」と言われて、従来の紙芝居方式のことしか考えないとしたら、それはとても寂しいことだと思うのだよね。

参考

*1 ちょっと「残念」を繰り返しすぎたと反省してる。みんな面白かったヨ。

*2 これも推し進めるとScond Lifeで人を集めて従来型プレゼンをする……というネタじみた話になってしまうのだが。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ma2 [「あなたの人生の物語メソッド」ですね! > ページ送り式でないプレゼン]

ただただし [ヘプタポッドBを覚えないと使えないプレゼンツールにユーザがつくだろうか……]


2007-08-04(土) [長年日記]

LL魂

今年のTシャツは黄色 Language Updateを聞いていて、Io(あえてるびまにリンクしたりして)はちょっとやってみたいと思った。シンプルなのは好き。まぁ、プレゼンが上手かった……というかIoで書かれたプレゼンツールの実装がすごかっただけかも知れないけど、なんとなく魅力的な言語に見えた。……とか言って、毎年ちゃんと勉強したためしがないのだが。

プレゼンツールを作るのがテーマの「どう書く」は、予想通りプレゼンテーション層にHTML+Javascripを使う実装の独壇場だった。そういう意味で、驚きは少なめ。id:amachangのプレゼンがもっとも美しかったし、使ってみたいと思ったが、果たしてこれがツールの魅力なのか、単に資料の出来がいいからなのか、微妙なところ(たぶん後者)。

あと、最後の抽選でまだ持ってなかったレシピブックが当たった。わーい。これからこれで、Rubyを勉強します!

Tags: llspirit

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