2007-04-03(火) [長年日記]
■ ちょっとハワイに
行っていました。あとで書く。
■ ハワイ島旅行(1)
ひょんなことからハワイに行くことになってしまい、まぁ、年度の初めは仕事のペースもゆっくりだし、長めに休んでも平気だろうと思っていたら、組織変更があってちょっとヤバめなことに。……と気づいた時には手遅れだったんだけど。
というわけで、3日21時ごろ成田を発つJALハワイ島コナ行き直行便で出発。そう、ワイキキやホノルルのあるオアフ島ではなく、ハワイ島の方。目指せ田舎。
コナ空港
行きは偏西風が後押ししてくれるのでほんの5、6時間のフライト。シーズンから外れているので機内は空いていて、中央の4席を占有して熟睡。日付変更線を越えて同じ3日の朝にコナ着。なんかJAL専用(?)のような隅っこの駐機場に下ろされて、仮設テントのような建物の中でイミグレーション。終わったらすぐ外だった。空港ターミナルの中ですらないよ!
で、ハワイ島と言えば、スペースシャトル・チャレンジャー事故で散ったオニヅカ飛行士の故郷。というわけで、まずは空港内にあるOnizuka Space Centerを表敬訪問。とはいえ事故からだいぶたっているせいか、だいぶ寂しいことになっていたけど。でも日本語吹き替えの(劣化の激しい)「オニヅカ飛行士バイオグラフィー」ビデオを見せてもらえた。
その後、予約していたNationalのレンタカーオフィスまでバスで赴き、車を借りた。写真を撮り忘れたが、シボレーのMARIBU。初左ハンドルに初右側通行という恐怖の組み合わせだが、ハワイで車なしというのはあり得ないのでいたしかたない。つーか、カウンターの姉ちゃんの英語がわかんねぇわ、シートの調整方法がわかんねぇわ(なんと電動だった)、先行き不安だなぁ。
カイルア・コナ
曲がり角のたびにワイパーを動かしながら、少し南下して、まずはカイルア・コナのショッピングモールへ。なんか、いわゆるハワイっぽい買い物はここでしかできないらしいので、初日からいきなり買い物である。とはいえ、見た目は田舎ながらここはアメリカ。思いのほかいろいろと高いので何も買う気にならない。まぁ、しょせん観光スポット、そういうものかもね。
あきらめてちょっと先にある(ガイドブックにあった)カフェで昼食にしようと、駐車場まで行ったらワイパーに紙が挟んである。読んでみると「おめーは駐車料金払ってないからペナルティ$35払え」と書いてある。ぎょえー、先払い式なのか! ロクに説明を読まずに入れてしまったぁぁ。どうも、支払機で先に払って、レシートをダッシュボードにおいておく仕組みの駐車場らしい。なんか封筒に料金を入れて送れって書いてあるけど、おそらく小切手が前提なんだろうなぁ。
とりあえず問題を先延ばしして(ぉぃ)、さらに南下してKeei Cafeへ。島のこちら側は溶岩が多くて殺風景だが、道路の両側には木々が生い茂り、ハイウェイを外れるとけっこう曲がりくねった細い道になる。右手に海、左手に山……この風景はまるで、いつも慣れ親しんだ伊豆ではないか。植生がちょっと違うけど、雰囲気は伊豆そっくりだなぁ。
で、Keei Cafeでの最初の食事はなかなかおいしかった。軽くスープとサンドイッチ程度だったけど(それでもちょっと量が多いのがアメリカ風)、2人合わせて$20程度。こんな店ばかりならいいんだが、たぶんそうはいかないんだろうな。
ドトールコーヒー農園
そのまま少し山側に入って、かみさんが寄りたがった帽子の店に寄ったりしながら北上開始。途中にあったドトールのハワイ農園に寄ってみた。最初、間違って山側にあるコーヒーを作ってる本物の方(?)の農園に入ってしまったが、客向け施設のある観光農園は海側。コーヒーより花や果物の方が多いが、まぁきれいだな。もっとも直前までの春休みであらかたの果物が食い尽くされてしまっており、ちょっと寂しい状況だったようだ。
コーヒー飲んだりしてから出発。今日はこのあと、ノンストップで島の反対側にあるヒロまで行かねばならない。
ひたすらドライブ
180号線を北上するとじきに海は見えなくなり、溶岩の台地に粗末な草木が植わった風景が広がる。遠目にマウナケア山が見えて、山頂にはキラリと望遠鏡群が。しかし、道の片側に電信柱が並ぶ風景にまたもや既視感が……。こんどはあれだ、道東っぽい。ときどき牛がいるあたりもさらに道東っぽさを盛り上げている。なんて話をして自ら異国情緒を削ぎながら、ワイメアから19号線に入って東岸へ。マウナケア山を時計回りに回ることになる。
しかし眠い。かみさんは隣でグーグー寝てるし。異国の道で眠気と戦いながら走るのはキツいなー。油断して左側を走らないように気をつけないと。100km/h以上出てるし。
ヒロ
そんなわけで、美しい海岸沿いの道を走ったはずなんだが、ほとんど覚えていないというアリサマ。生きててよかった。
ヒロに到着したらそのまま宿へ直行。ちょっと迷ったが(なにしろ道がズンズン人気のない方向に)、なんとかWaterfalls Innに到着。疲れた。
Waterfalls InnはいわゆるB&B(朝食付き民宿?)。今回はここに全期間泊まる。オーナーのジョージに、挨拶もそこそこに案内されて部屋に入り、シャワーを浴びたりしているうちに暗くなってきたのでダウンタウンに向かい、そこで夕食にすることに。もう車を運転したくないので歩いて出発。
ヒロはちょっと外れるとすぐに自然がいっぱいになるので、歩いてダウンタウンに向かえるようなこの宿でも、車の音は聞こえず、鳥の声がうるさいくらい。おまけに夜になると変なカエルの声が満ち溢れる。ちなみに「コキ、コキ」と鳴くので「コキガエル」だそうだ。定着してしまった外来種で、大増殖中らしい。さっきジョージが薬剤散布していたのはこの対策か?
ダウンタウンでは評判のいいイタリアンを食べ、すぐに帰ってバタンキュー。明日からかなりのアクティビティになる予定なので、できるだけ休んでおかないと。
ちょっとハワイー?
なんかセレブっぽいな…
僕の「ちょっとドバイに行ってきた。」と一緒だな(違
鳥取県羽合町だな
鳥取県羽合町は合併で湯梨浜町になりました。
羽合温泉などで羽合の名は残しています。
ttp://www.yurihama.jp/
常磐のハワイアンズのことかなっ?
http://www.hawaiians.co.jp/
マウナケアのVLBAを見に行ったんですよね?
「ちょっと北京に」では絶対に勝てない感があるなぁ…
イギリスでは、入口にゲートがないところは大抵先にパーキングチケットを買うシステムですね。で、駐車料金は£1ぐらいだけど、ちゃんと払わないと罰金£30とか。
コストをかけない合理的なシステムだとは思うので、慣れてればひっかからなかったのになー。でもハワイ島ではこのあたりにしかないらしい。とほほ。
>曲がり角のたびにワイパーを動かしながら
ワラタ
ウィンカーと間違えてワイパーは、悲しいことに現地で必ずやって、帰国後もやるんですよねこれが。
アクセルとブレーキは同じにできたのに、なんでウィンカーレバーはできなかったのかと小一時間……
左ハンドルでウィンカー・レバーが右になると、シフト操作と同じ手でウィンカー操作することになるからじゃないすかね。国内で右ハンドル仕様輸入車乗ってると、左手でウィンカーとシフト両方操作することになって鬱陶しいっす。
おお、なるほど、論理的だ。納得した。じゃあ、MT車が絶滅すれば万事解決だね! しないと思うけど。
ちなみにイギリスは右ハンドル、左ウィンカーです。
またそうやって、人を混乱させるようなことを……
ISO上は左ウインカーが標準です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E5%90%91%E6%8C%87%E7%A4%BA%E5%99%A8
うちのも右ハンドル左ウィンカーなんで、合図を出すのが早くなって安全運転(違