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ただのにっき


2006-12-22(金) [長年日記]

すぐ欲しい本がばかすか出るのは年末と何か関係があるのか?

Amazonやbk1で小額のギフトがあるから「それを使ってあとで買おう」という気分にならないくらいにすぐ読みたい本が何冊も出て、年末で(というか最近外食ばかりなので)金欠気味だというのに困る。

姉ちゃんの詩集 (MouRa)(サマー)

20日発売だったはずなのにどの本屋にもなくて、今日になってやっと見つけた。発売遅れた?

ネット発書籍の代表たる『電車男』は買わなかったけど、これは買うだろ! しかし、詩集なんて生まれて初めて買ったよ。口元が緩んでやばいのはわかっていたので、電車では読まず、食事をしながら読んだ。こういうものが世に出るチャンスは、ネットがなければほとんどなかったはずである。人類は貴重なものを手に入れたね。

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)(グレッグ イーガン)

ふたたびイーガンの短編集が読める幸せよ。山岸さん、ありがとう! そして、すでにSFマガジンで既読にも関わらず新鮮な気持ちで読める、自分の強力な忘却力に乾杯(またか)。

とるものもとりあえず読み始めたところ。"究極の数学SF"のふりをしつつ、実は"最高級のバカSF"(と思われる)「ルミナス」が、途中まで読んだけど面白そう。これ、星雲賞取ってたんだな(たぶん未読……?)。もったいないからゆっくり読もう。

げんしけん (9) 限定版(木尾 士目)

今日発売のはずなのに、特装版だけは昨日(一昨日?)から並んでいた。営業戦略ってやつか。まんまとはまったじゃないか。くそー。

通して読んでみて、自分の進路をオタク文化の中に見出してしまった笹原や荻上の姿は、現視研としては「ナシ」だよなぁ、と思った。つまり、最後までヘタレだった斑目が、やっぱり主役だったということだ。

最後の方はなんだか「ええ話」になってしまったが、終わり方としてはきれいでいいんじゃないでしょうか。

もやしもん(4) (イブニングKC)(石川 雅之)

こっちはあまりにデカすぎて、特装版には手が出なかった。会社帰りに気楽に買えない大きさにするのは、戦略的に失敗だと思われる。

こっちもなんだか「ええ話」になってるし。長谷川サン、かわいいじゃん。及川派から乗り換えよう。

他にも買いそびれていたものを含め、マンガを3冊ほど。『まんがサイエンス (10) (ノーラコミックスDELUXE)(あさり よしとお)』『荒野の蒸気娘 (2) (GUM COMICS)(あさり よしとお)』『絶対可憐チルドレン (7) (少年サンデーコミックス)(椎名 高志)』。


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