2005-12-15(木) [長年日記]
■ Ruby関係忘年会@東京
まつもとさんが上京するということで急遽開催された忘年会に参加。やっぱ、新百合ヶ丘勤務になって一番良かったのは、都内に出やすくなったことだなぁ。
それはそうと、主賓の到着を待っていたら、今回はじめてこういう場に出てきたと思われる、何人かのRubyコミュニティでは見かけない顔の中に、ひとりの外人さんがいて、にもかかわらず、ものすごく既視感のある人なのだ。人の名前と顔が一致しないことにかけては右に出るものがいない自信だけはあるおれなので、きっと何かの勘違いだと思っていたのだが。
自己紹介を聞いてぎょっとした。つい先日、仕事で伺った会社で、技術的な解説を担当していた人ではないか。その時はRubyのルの字も出なかったし、こっちもまさか、Ruby関連の宴会で仕事の関係者に出会うとは想定していなかったので、両者がまったく一致しなかったのだ。いわゆる人工知能におけるフレーム問題である(←違うと思います)。
ともあれ、Rubyを使っているというだけで、彼の会社の株が(おれの中で)数段上がったのは言うまでもない。つーか、Rubyで8万行のCMSって、それだけで世界的にも最大規模のプロジェクトだよなぁ。すごいや!
ところで、まつもとさんと同じ宴会に出るのはすでに何度か目なんだが、いまだにちゃんと話したことがない。どうよそれって。
■ 献本2冊
Sleipnir 2 完全攻略ガイド
インプレス
¥2,712
以前意外な方面から執筆依頼がと書いたヤツ。「Sleipnirのヘビーユーザとしてエッセイを」との依頼だったので、「おれがヘビーユーザかぁ?」とは思いつつ、快諾したものである。ちなみにもうひとりのエッセイ担当はなんと、百式の田口さんだった。彼もSleipnirユーザだったのか。
Sleipnir2の操作法からカスタマイズまで、一通り載っているので、実用度は高そうである(といっても読むのはこれから)。
Joel on Software
オーム社
¥4,498
こっちは何もしていないのにいただいた。レビューアの一人が(まだ日記でカミングアウトしていないので名前を出さない方がいいのかな?)、「ただに読ませるといいぞ」と入れ知恵してくれたらしく。涙が出るほどありがてぇっす、貧乏なので……じゃなくて、Joel on Softwareはとても好きなサイトなので。
今年は『ハッカーと画家』とか、ネット発の良書が収穫の年でしたな。あ、『電車男』や『生協の白石さん』もね(←つけたし)。
でかいプレゼン、はネット発と言えるでしょうか。
あっ。うーん……「半分ネット発」? 右ページだけ。