ただのにっき
2005-08-29(月) [長年日記]
■ R1納車(2)
昨日、ちょっと走ってみたけど、まぁなんだ、軽というのはカブと一緒だな。
エンジンが非力だから、スタート時は意識的にアクセル多めに開ける必要があるし、どんなアクションを起こすにしても早め早めに始めないといけない。原付で公道を走るのと同じテクニックが要求されるわけだ。そう考えれば乗りなれてると言えなくもない。
そう言えば、我が家もついにカーナビを導入したのだ。たいして遠出もしないので過剰装備と言えなくもないが、道に迷う心配がなくなればもっと遠出するようになるかもね。
で、試用してみると音声認識の精度がかなり高くて、エンロールもなしでたいしたもんだと思った。もっとも、使い込んでみるとシーンによって聞き取れる単語がかなり絞られていることがわかってきて、なんだ、モードレスじゃないのかぁ、と勝手にガッカリ。
それにしても、カーナビのUIのひどさは相変わらずなので、使いこなすにはマニュアルの熟読が必須だなぁ。マニュアルの厚さが、ケータイのそれとほぼ同じなんだよ。かったるい。
■
バースト・ゾーン―爆裂地区(吉村 萬壱)
SFマガジンの書評からよさげなのを読んでみる月間(といってもこれで終わり)。
たっぷり人が死んで、しかもグロい描写ばかりなのでとても万人にはオススメできないが、おれはそういうのが割とへっちゃらなので、かなり楽しめた。
最初、テロリストの愛称(?)として「テロリン」はねぇだろ、と思ったが、これも狙ってのことなのかもしれない。悪意に満ちた世界を戯画化する装置としてうまく働いている。ストーリーも設定も無茶苦茶だけど(もちろんこれも計算ずくだろう)、勢いでぐいぐい読ませる。特に大陸に舞台を移してからは、謎解きと新たな謎が入れ替わり立ち代り提示されて飽きさせない。
そして、まったく救いのないエンディング。不愉快極まりないけど、読書体験としては楽しいという、なんとも言えない後味が残るのであった。ホントに芥川賞作家なの、この人?(←芥川賞は面白くないという偏見アリ)
■ Permalinkを指すベストな方法
こないだの続きというか、じゃあどんなPermalinkへのリンクが妥当なのか、考えてみる。もちろん、更新時刻をリンクにするなどというのは論外中の論外なので、検討対象にはしない。あえて題材はtDiary+BlogKitで……というか、自分が管理しているサイトをネタに。
ただし弱点もあって、タイトルに別のリンクを含めることができなくなった。これは運用でカバーするしかない。また、タイトルのリンクがPermalinkを表現しうるかという点については、疑問も残る。記事タイトルの一覧であればそのものがリンクになっていることは十分予測できるが、記事全文が複数並んでいる場合にもそれが敷衍できるかは微妙なところである。
デザイン面からは2番目、ユーザビリティ的には4番目が良さそうに見えるが、これが決定版かというとそうでもない。さまざまなサイトが好き勝手なことをしている以上、読者がそのつど探し回らなくてはならないことに変わりはないからだ。
というわけで、はやくSemantic Webの世界が実現しないかねぇ……というのが結論ですかね(えっ?)。