ただのにっき
2005-05-02(月) [長年日記]
■ Rast 0.1.0
ximapdを更新する前に、Rastを出たばかりの最新版にしよう。debパッケージがあるそうなので、今回からそれでいこう……と思ったらまだ0.0.1だったので、今回も野良で(笑)。
まずは、いちおう以前の野良ビルド版を削除。
% cd rast-0.0.1 % sudo make uninstall % cd .. % rm -rf rast-0.0.1
続いて最新版をビルド&インストール。
% wget http://www.netlab.jp/rast/archives/rast-0.1.0.tar.bz2 % cd rast-0.1.0 % ./configure % make % sudo make install
■ ximapd(12)
で、まずは古い形式になったDBを新しい形式にコンバート。
% ./rast-0.1.0/scripts/rast-db-convert ~/ximapd/index % rm -rf ~/ximapd/index/OLD-*
……だけでいいのかな。~/ximapd/dbはRastのDBじゃないみたいだし。
で、ximapdをリリースされた0.0.0にして起動。
% ximapd -d
動いてるっぽい。が、週末はimportを止めていたので新着メールもないため、たいしたことはできないのであった(笑)。明日からまた止めて休むしなぁ。
■ WebDAV
週末は、これまたかみさんがらみで、自宅サーバにWebDAV環境を構築。メモっておく。
事前にApache2にしておいたので、モジュールの有効化はこんな感じでOK。
% sudo /usr/sbin/a2enmod dav % sudo /usr/sbin/a2enmod dav_fs
さらに日本語ファイル名を使うためにmod_encodingも入れておく。
% sudo apt-get install libapache2-mod-encoding % sudo /usr/sbin/a2enmod encoding
/etc/apache2/apache2.confをいじるのはスマートじゃない気がするので、/etc/conf.d/dav.confなんてのを作って以下のように記述(これで正しいのかどうか自信はない。動いているようだが)。
<IfModule mod_encoding.c> EncodingEngine on SetServerEncoding UTF-8 DefaultClientEncoding JA-AUTO-SJIS-MS SJIS AddClientEncoding "cadaver/" EUC-JP NormalizeUsername on </IfModule>
あとはDAVを使いたいVirtualHostの設定に以下を加えた。その他、ふつーにBasic認証の設定も。トンネルのせいでhttpsが使えないのが痛いが、まぁいいか。
<Location /files> <IfModule mod_dav.c> Dav on </IfModule> AuthName WebDAV AuthType Basic AuthUserFile /var/www/htpasswd Require user sho </Location>
で、WindowsだとExplorerがWebDAVクライアントになるので、ネットワークコンピュータを開いて、サイドバーから「ネットワークプレイスを追加する」を選択、URLを入力すれば使えるはず……なんだけど、どうしたことか、延々とユーザ名/パスワードを聞かれ続けるという無間地獄に。なんでじゃ。
で、他の方法: IEの「開く」から「Webフォルダとして開く」のチェックをつけてURLを指定するという技を使ってみたら、これも同様の無限ループ状態なんだけど、適当なところでキャンセルをしたらログインできたもよう。その後はExplorerでもWebフォルダが見えるようになっているという。謎だ。
かみさんのiBook上からは、Finderのメニューから「サーバに接続」を選べばなんの苦労もなく接続できた。Win、Macともに日本語問題なし。
Linuxからもcadaverで接続できたけど(apt-get install cadaver)、mod_encodingの設定をしているにもかかわらず日本語ファイル名が化ける。まぁいいか、Linuxからは使わないし。
HTTPだから、職場からも見えるし、いいよなぁ、WebDAV。