2005-04-20(水) [長年日記]
■ tDiary 4歳
らしいです。でもこれから神戸日帰り出張。去年も神戸だったようだ。
そういえば、またtDiary-develのメールを溜めちゃってるなぁ。みんなすまん。明日(時間があれば)やっつけよう。
■ Tech総研更新
また高橋メソッドをネタにしてしまった……。まぁいいか、まだ日本で数えるほどしかいない、高橋メソッド体験者だし。
そういえば平林さんも書いているが、3回に1回くらいは誰かとネタが重なる。みんなで重なったネタを白状して、ベン図描きます?(笑) ちなみに今回、指紋認証ネタが重なった(のを無理やり別ネタにつなげた)。
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ホミニッド-原人 (ハヤカワ文庫SF)(ロバート・J. ソウヤー)
どう考えてもイロモノとしか思えない設定とあらすじだから、あんまり期待してなかったんだけど、なんだよ、面白いじゃねーの。ソウヤーはうまいなぁ。
並行宇宙ものは、通信しかできないとか、一方通行だとか、いろいろ制限がついて、その制限が面白さのポイントになることが多いんだけど、本作品ではいっさい制限なし。その代わり、世界のこっちと向こうでの文化の違いが非常に大きい……ってつまり、並行世界ものじゃなくてファーストコンタクトものとして読めばいいってことか。なんだ、そうか。
なんにせよ、続編に期待。
2005-04-19(火) [長年日記]
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ソフトウェアの匠(ゆきひろ, まつもと)
こんなタイトルの本を作るなら「本の匠」に登場願いたいところだが、そうはいかなかったようだ。コンテンツは悪くないのに、本の作りがどうしようもない。
なんと言ってもタイトルが悪い。「ソフトウェアの匠」という語から連想するのは、ずばり「ハッカー」だろう。でも、確実にハッカーと呼べそうなのは、まつもとさんと高林さん、あとはBIOSの人くらい? オープンソースや特許の話から「匠」というイメージは抱けない。キーボードの話なんて完璧に「ハードウェアの匠」やんけ!
それから紙質。こんなに厚くて質の悪い紙を使ったら、厚くてめくりづらい本ができるのはあたりまえじゃないか。ページを繰るたびにげんなりするようじゃ、どんなに内容がよくてもダメだよ。アスキーの256倍シリーズより安っぽいのに2500円は高すぎる。
というわけで、中身の話にたどり着けないので割愛(ってをい)。冒頭の二人の話はネットでしょっちゅう読んでいるので、復習程度。中ほどでシステムやらアーキテクチャを語っている二人は、巻末で対談もしているが、書いてることと言ってることが違うと思った。対談では「土俵を変えて勝負しないと」とか言っていながら、書いてることは現在の主要技術の全面肯定もいいところで、これじゃ「普通のやつらの上を行」くのは無理だよな。BIOS、キーボード、検索の話は面白かったし、特許の話も知らないことがかなりあった。ほら、内容はいいんだよ、内容はね(少なくとも半分くらいは)。
■ 次期主力戦闘機で悩む(4)
R1100Sは最新の方がいいですよというツッコミをもらう。そりゃそーでしょーけど、新車を買って外装変えたら、なんぼかかると思ってるの!(笑) ちなみに書き忘れていたけど、今回の予算はポッキリ100万です(肝心なことを書き忘れんなよ)。まぁ、100万で中古のR1100Sを探すのが難しいのはわかってるけどね……。
あとね、新型だから「改善されてる」とは言い切れないし(R1200STの方向性は一概に善といえるかどうか)、BMWの場合、国産車に比べて型オチでもそんなにがっかりしない傾向がある(R1100RSの初期型に乗っていたおれが言うんだから間違いない)。バイクのように趣味性の高いモノの場合、古いほうがいい場合って珍しくないしね。
……というわけでここ数日、中央高速を北上している自分の姿を白昼夢に見てしまうのだが(たぶん目的地は臼田と野辺山[笑])、またぐらの下でうなっているのは、ちょっとカフェっぽくカスタムされたビッグシングルのイメージだったりするんだよなぁ。SRかぁ。所有バイクがカブとSRなんて、どう考えても好きモノじゃないか。
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Yamaha: SR file 6(-)
いかん。こんな本まで買っちゃって、いかんいかん。
2005-04-18(月) [長年日記]
■ Contessaキター!(2)
自宅の椅子がグレードアップしたおかげで、相対的に会社の椅子がショボくなってしまい、やる気が出ない。地味なグレーの椅子じゃ、気分が盛り上がらないよ!(そっちかよ)
肘掛も低くて、何の役にも立ってないし。いや、管理職であるという記号な意味を発散する役には立ってる(ことになっている)んだけど、そんなの何の意味もねーし。
■ libexif-rubyとGPS
そういえば、携帯で撮った写真にはGPSのデータを入れるようにしているので、これを読めたら楽しいよな、と思い、apt-getでlibexif-ruby1.8パッケージを入れた。
が、通常のExifデータは読めるのに、肝心のGPSデータは読めない。データが入っていること自体は確実なんだが(はてなフォトライフで見られたので)、なんでだ? 試しにソース取ってきて(2002/12から更新されてないのか)、ビルドしてみようと思ったら、libexif-devパッケージだけじゃヘッダが足らないみたいだし。libexif-rubyとlibexifのバージョンがミスマッチなのか。
こうやって、ちょっとした空き時間に遊ぼうと思って何か始めると、必ずはまるんだよなぁ。時間切れ。
追記: ExifParserってのを取ってきて、ruby1.6で実行したら取れた。なんてこった、1.8に追従してないのか(って2002年ならそうだよな)。うーむ、誰も困ってないのか?
Before...
◆ ささだ [45%の人が高橋メソッドを見たことがあるそうです(弊社調べ)。]
◆ ただただし [あ、「体験者」ってのは「やったことがある」って意味だから。]
◆ ひらばやし [今回の私は「高橋メソッド」です。予想通り重なってました。]
◆ ma2 [ソウヤーは面白いですね。天性のストーリーテラーって感じです。量子コンピュータが並行宇宙をバックトラックしているとは知..]
◆ ただただし [現代コンピュータの本質的作業が、演算でなく検索であることをそれとなく言い当ててますよね(違)]
◆ ダブルエンダー [わたしはこれ読んでジョン・ウィンダムの「蟻に習いて」という古い中篇思い出しました。ものすごく異質な未来社会に飛ばされ..]