2004-03-30(火) [長年日記]
■ iNTERNET magazine 2004年5月号
あ、発売は昨日か。これでtDiaryも、晴れてblogツールの仲間入りですよ(笑)。
つーか、自分でtDiaryのインストール記事を書く日が来ようとは、思わなかったなぁ。今回は、編集さんがきっちり仕事をしてくれて、オリジナルの図表なども入れてくれたので、読みやすくなってると思う(けど、やっぱシェルの使えない環境へのBlogKitインストールは難しいやな)。
他のツールのライター諸氏(のエントリー)にリンクをしておこう。平田さん(MT)、樋口さん(Nucleus)、長嶋さん(blosxom)。忙しくてまだ読んでません(^^;
それはそれとして、essaさんも書いているように、ペーパーメディアとしてW社問題を記事にした点が、今号の注目だと思う。見本誌で見たときは「おぉっ」って思った。
■ 結城浩のWiki入門 ~YukiWikiではじめる みんなで作るWebサイト~(結城 浩)
Wikiの本をどの書棚に置くかは、本屋にとってかなり難しい判断だと思う。「ITセンス」が問われる種類の本だ。というわけで(こないだの宴会で結城さん本人に「買いますよ!」と言ってしまったような記憶もあり)、変な書棚に置いてあったらネタにしてやろうと、行ってきました文教堂新横浜店。
しかし、探せど探せど、見つからない。これではネタにする以前の問題だよなぁ……と、しかたなく店員に聞いたら、奥の方から出してきた。まだ並べてなかったのか……。負けたよ(←?)。
で、買ったはいいけど、いつ読めるのか見当もつきません。とほほ。書評はあとで。
Wikiと言えば、各地(結城浩の日記、あおきにっき、あけてくれ)で話題のRandomNote、おれもshinoさんとこで知ってからちょくちょくいじってたんだけど、これは何か、可能性を感じるね!
以前、検索の活用でWikiは検索が重要と書いたことがあるけど、RandomNoteはWikiとはちょっと違った形で実現したツールだ。WikiNameのような人為的なマークアップではなく、検索でつながりあったあやふやな関連性を持つ情報がひとつのページに集まるのを見るのは、ちょっとした快感だ。これなら「便利な個人向けCMS」みたいな見方はされないいんじゃないか。
■ 雲の上のキスケさん 1 (YOUNG YOUコミックス)(鴨居 まさね)
かみさんが買ってくるので、「Young You」とか「Feel Young」とか「Kiss」をずーっと読んでいる。結婚しないとこういうのに触れることはなかっただろうなぁ。で、みやのさんが「ハチクロ」より「キスケさん」と書いているのを読んで、激しく共感。
人気の「ハチクロ」、確かに面白いことは面白いんだけど、登場人物は一見キャラが立っているようだが、実は同一人物の違った側面をそれぞれが表現しているだけなんじゃないかと思う。それくらい、各自のパーソナル・エリアが重なっている。まるで一人の人間が心のなかでさわいている様子を読んでいるようなのだ。
「キスケさん」の登場人物たちはみんな自分のエリアをちゃんと持っていて、相手のエリアと触れ合ったところでだけインタラクションをしている。各人がちゃんと別々の人物に見えるのである。立ち位置がみんなちゃんと違うから、それぞれに感情移入できて楽しみ方が多彩なのだ。
おぉ! 買って帰らねば!
「暗号技術入門−秘密の国のアリス」になってるのは合ってるんでしょうか(^^;
わー、なんでこんなことに。帰ったら直します(いま、帰りの車中)
結城さんの本は並べて平積みしてあるブックファースト渋谷店でさえも、見つけるのに苦労しましたよ(『WikiWay』の時はもっと苦労した)。散々探した後に、HTML関連の棚の「中」から見つけました。5冊も並べてるんなら平積みくれよ…と思いつつ、足台を持ってきて一番上から取りました。
>blogmapにTrackBackできない
「url、title、blog_nameの三つのパラメータがそろっているときのみTrackBackだと解釈する」というイレギュラーなロジックになっているせいかもしれません。urlパラメータのみ存在すれば通るようにしてみました。
たださんのご尊顔は、イラスト(長髪、眼鏡、割と派手な目鼻立ち、太いネクタイ……)に似ていらっしゃるのですか?
まさか。あのイラストと、ライターの容姿およびツールの性格には、何の関係もありません
そうですか。私好みなのに、残念です。
えぇ〜っ(笑)
えーとあまりにも似てないのでなにか密かなものがあるのかと思ってしまいました。