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ただのにっき

2004-02-04(水) [長年日記]

「お返しTrackBack」はやめよう(3)

もう反応リンク集ができてるもよう……。

まず最初に。「世論」化しようとする意図がみえみえの文体が気に入らない(辺境から戯れ言)と言われても、最初からそれを狙って書いているのだから、「その通り」としか言いようがない。最初から「提言する」って書いてるし。「私の日記にお返しTrackBackをしないで」なんてヌルいことを言いたいわけじゃない。「TrackBackを効果的なツールにしておくための習慣を根付かせよう」というはっきりした意図がある。

TrackBackという仕掛けが理解しづらいものだというのは、今さら言うまでもない。おそらく、行為の方向(A→B)と、結果(リンク)の方向(B→A)が逆向きだからわかりにくいのだろう。だからこそ、TrackBackを意義のあるツールにしておくためには相応の努力が必要だ。「お返しTrackBack」のようなTrackBackのメリットを破壊しかねない風習は、仕掛けを理解せずになんとなく使っているから生まれてくる。それ(破壊)を防ぐための努力を、おれはするよ、と宣言した。賛同する人はこのエントリを使ってくれるだろう。それだけだ。賛同しない人は……まぁ、どうでもよろしい。

それを踏まえた上で、smashmediaに反応。あ、bk1.jpからお返しTrackBackが送られてこないと知って安心しました(笑)。

こういうことを読んだらビビってTrackBackを送れない人が出てくるだろうなあとも思った。

こういう受け取られ方をしてしまったら不本意なので補足しておきたい。最初のエントリにあげた問題点のリストは、実は同じことを言い方を変えているだけだ。読者の琴線に触れる「理由」がひとつでも入っていれば良いと考えたからだ。

例えば河野さんは「TrackBackの意味を無効にしまいかねない」という2番目の(もっとも論理的な)理由で納得した。ミニマリストなら最初の「リンクの余剰」に反応するだろう。読者をなによりも大事にしたい人なら「読者をがっかりさせるよ」と言われて、TrackBack先と仲良くしたい人なら「相手ががっかりするぞ」と言われて納得するだろう。いろんな立場の人が、それぞれの理由で納得してくれればそれでいい。「初心者」であっても、どこかにひっかかってくれるのではないか、と思う。

おれが恐れているのは「お返しTrackBackが根付く」ことであって、初心者がうっかり「お返し」してしまうことではない。そういうTrackBackを受け取ったら、そういう使い方はするもんじゃないよ、と教えてあげたいのである。「その手の努力はこれまで、ことごとく失敗してきたではないか」と言われるかも知れないが、ウェブログというスタイルと、コメントやTrackBackという仕掛けを使えば、相手に簡単に問題点を指摘できる。従来とはコストが違う。本当に根付く前に撲滅できる可能性は高いと踏んでいる。

親知らず(2)

昨日、慌てて歯医者に飛び込んだら、痛んでいる下の親知らずじゃなくて、その上の親知らずが問題だと言う。上の親知らずが、適切なかみ合わせを求めて降りてきた結果、下の歯茎を刺激して腫らしたらしい。へぇ〜、そんなことがあるんだ。

下の親知らずは真横を向いて生えているので(なんでやねん)、抜くとなったら尋常でない大手術になると脅されたが(泣)、上を抜くのは簡単だそうだ。心の準備ができていないので、とりあえず歯茎にあたる部分を削ってもらって済ませた。来月にでも抜こう。

で、歯茎の腫れは引いたかというと、まだなんだよ……。流動食しか食えん。つらい。

お茶遍歴ふたたび

去年の春、お気に入りの「まろ茶」がモデルチェンジで不味くなってしまい、代わりのお茶を探し歩いたことがある。結果、サントリーの「和茶」をチョイスしたわけだが、これがまた、消え行く運命らしい。今週始め、いつも買っていた新横浜地下道の自販機から、和茶がまるっと消えてしまったのである。

他を探してみたが見つからない。どうやら、また別なのを探さないといけないようだ。とほほ。