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ただのにっき

2003-10-20(月) [長年日記]

Debian(2)

次なるデスクトップ向けディストロを探して、RHL9、Debian、Gentoo(これは挫折)、Turbolinux(Suzuka)と、イロイロ試してきた結果、Debianにしようとだいたい心を決めたのは、なんといっても「インストールなんて大嫌い」というのがあるからである。いちど入れたら、二度とインストールをしたくないのだ。そのためには、バージョンアップがあってもちゃんとアップグレードできるだけでなく、そのディストロ自体が継続開発される必要がある。

だとすると製品寿命の短いRHLは論外。Turbolinuxはすごくいい出来なんだけど、この路線をいつまで継続するかわからないという不安がある。そして、インストールが嫌いなのにGentooという選択肢はあり得ない。結局、消去法といういささかカッコ悪い道筋で「Debianしかあるめぇ」となった。

というわけで、最初は多少苦労しても、あとあと楽をするためにDebianを入れたい。問題は、少々あたらしすぎるM/Bなんである。おそらくKernel 2.4.20を入れられれば認識してくれそうな気もするんだけど、woodyに入っていたのは2.4.18だし、手持ちのUSB-NICは、2つとも認識されないからapt-getもできないし。GentooはUSB-NICを認識してくれたのになー。kernelだけアップグレードすればいいんだろうけど、.debから入れようにも依存関係が複雑で、おれの手には負えねぇよ。

で、PCIなNICを買おう、という結論。大人なんだから、時間より金で解決しよう(笑)。でもその次は「Xが立ち上がらねぇ〜」という関門が待っていそうな気がするなり。で、そのあとは「音が出ねぇ〜」だろうな。最後はM/B買い換えというオチか?

フランクリン(3)

なんかツッコミが盛り上がってるなぁ。おれの中ではもう終わった話なので、ほどほどにね:-)

まぁ、「アメリカ人は〜」とか「モルモン教徒は〜」と(もちろん「日本人は〜」も)ひとくくりにして語るのが危険なのは百も承知だけど、アメリカ人は多様だというのもまた幻想だということに、そろそろ気づいた方がいいと思う。特に9.11以降のアメリカは、そら恐ろしいほど単一思想に染まりやすいことを全世界に露呈してしまっているのだから。時々「多様だからこそ国民をまとめる共通の思想が必要なのだ」的な言説を見かけるけど、あれも無茶な理屈だよ。