ただのにっき
2003-10-08(水) [長年日記]
■ ご冗談でしょう、坂村健さん(3)
CEATEC JAPANの講演で、きっぱり否定したもよう。設問の内容が明らかに今回の「週刊ダイヤモンド」を下敷きにしたものなので、これはもう、公開書簡への返答だと考えて良いのではないだろうか。
というわけで、「ダイヤモンド」は買わなくていいかな。つーか、おれの行動範囲ではすでに見つからないんだけどさー(笑)。週刊誌は足が速いよ。先週もモーニング買い逃したし。
なんにせよ、「がっかり感」はだいぶやわらいだ。責められるべきは半可通の記者の方だろうが、未チェックの坂村サイドに非がないわけではない。まぁ、週刊誌のインタビュー記事じゃ、チェックさせてもらえなかった可能性は高いけど。しかしながら、関係者の日記なんかを読んでいると、坂村健はかなりリップサービス過剰な人らしいので、これからも眉にツバしながら読まないといけないんだろうなぁ。
参考: Linux.comの訂正記事: ご冗談でしょう、八田真行さん
■ blog of the Yeah!
まぁなんだ、blogでビジネスをやってる人たちは、blogを「ハレ」の状態で維持しておくことに懸命って感じを受ける。にぎやかなのはいいけど、「ケ」があってこその「ハレ」じゃないの、と「ケ」の日記を綴っている身としては思う。いずれにしても、こういう「w3mフレンドリー」じゃないWebページはキライ(笑)。
便乗して「tDiary of the Yeah!」部門賞。
- 「Best article tDiary」、今年はなんと言ってもtakahataの「追い込み」ネタを外すわけにはいかないだろう。
- 「Best design tDiary」は「ななんち」以外に考えられない。いつも個性的なテーマで楽しませてくれる。
- 「Best topic tDiary」は「Matzにっき」だよね、個人的に。っていいのかそんな選定基準で。
- 「Best application for tDiary」は、今年はselect_pluginsプラグイン(現01sp.rb)かなぁ。プラグインの使い方を変えちゃったし。
※もちろんシャレである。それと賞金は出ない(重要)。
■ ご冗談でしょう、坂村健さん(4)
ご冗談でしょう、八田真行さんに記述が追加されている。
うーん、結局、インタビューですらなく(であれば坂村サイドのチェックはなされようもない)、ほぼ完全に記者による記事だったと。八田さんの早とちりに便乗してしまうような形になったなぁ。たはは。いい年して、面目ない。
でも、たしかに最近、坂村健がTRONのオープン性を主張する時に、オープンソースを引き合いに出して批判的な言説(そのように受け取れた)をしたのを読む機会があって、「なんだかなぁ」と思っていたのは確かなのだ。出典が見つからないし、それもまた別の記者の妄想なのかも知れないので、なんの説得力もないのだが。この深澤という記者も、それらから今回の記事を導き出したのかも知れない。
なんにせよ、このおっちょこちょいな性格は直すようにしないと。もちろん、坂村健の発言には十分に気をつけることも含めてだが。