2002-06-30(日) 3374歩 [長年日記]
■ W杯: ブラジルvsドイツ
下馬評ではイマイチだった両チーム、いざ決勝になってみるとこれ以外には考えられないのが不思議だ。3Rとカーンの対決が今大会で最高の見ものであるのは間違いない。「カーン対アン・ジョンファン」とか「ベッカム対ブラジル(笑)」なんて、もう完全に霞んでしまっている。
というわけで、スカパーでは朝から大会を振り返ったり、両チームの戦力分析を延々とやっているので、泳ぎに行くタイミングを完全に逃す。今日こそは、と思っていたのに……。
どっちが勝っても不思議じゃないけど、いちおう生試合を見たことも手伝って、ブラジルを応援することにする。現代の組織的サッカーを、本能のブラジルサッカーが下すというのは、それはそれで面白いだろう。個人的には組織的サッカーの方が好きだけど。
それにしても練習中のロナウジーニョとか、インタビューを受けてるカフーとか、連中、始終にこやかで、本当にサッカーが楽しそうだ。もし日本語が話せたら、ぜったい「ボールは友達さ!」とか言いそうな気がする(笑)。日本代表もああいうメンタリティを持ってもいいんじゃないだろうか?
■ 暴走族
大阪府警の暴走族対策ポスター。視点はいいと思うね。あいつら、自分がカッコイイと思ってやってるんだから、それを真っ向から否定するのは当然の戦法だろう。人の迷惑になるからやめよう的な、いままでのやり方が、連中にアピールするはずがない。
と、ここまで気づいたら、例の「珍走団」の名称も正式採用して欲しいよなぁ。これはアピール力あると思うぞぉ。
■ ナベでごはん
めったに料理をしないおれが書くのもなんだけど、ナベでごはんを炊くのはぜんぜん難しくない。
事前に気をつけることは、米を研いだあとしっかり水を吸わせること、米と同量の水をきちんと量って入れること、厚手のしっかりしたナベを使うこと。
炊き始めは強火でガーっと。沸騰したらすぐに、ごく弱火に。多少の吹きこぼれは気にしない。タイマーできっちり10分はかって、火を止める。その後、蓋をしたまま15分以上蒸らす。
これでまず失敗しないし、うまい。もっとも、最近のマイコン IH炊飯器はなかなかすごいらしいけど。
■ W杯: ブラジルvsドイツ(2)
うおーっ、まさかあのカーンから2得点!! しかも2点ともロナウド!!
出だしからドイツペースで、「まぁ、ブラジルはエンジンかかるのに時間がかかるし……」と思っていたが、ドイツはあまりに巧いタックルと正確無比なパスでボールを手放さず、攻撃の手がまったく緩まない。一方ブラジルは、堅い守りでドイツにまったくシュートを打たせない。
なんだかチームが入れ替わったようなゲームだったが、それでもわずかなチャンスを逃さないのがブラジルサッカー。鉄壁のカーンがまさかのファンブルをしたところへの、ロナウドの走り込みはまさに野生の勘というか。いやー、夫婦で大声あげてしまったよ。
それにしても、ロナウドの緊張感はTVで見ていてもわかるくらいだった。前大会で涙を飲んだだけに、今大会こそ……という気負いが、むしろ固さになってしまっていた。それを他の2Rがしっかりフォローして、ちゃんとロナウドに花を持たせる。くぅー、感動するじゃあーりませんか。
しかし、結果的にはブラジルだったが、やっぱりどっちが勝っても不思議じゃなかった。もちろんカーンはよかったけど、ブラジルのDF陣、GKが光っていたと思う。両チームとも、しっかり守って、激しく攻めた。決勝戦にふさわしいゲームだったな。
■ そうそう、今夜の我が家の夕食は、シュマンケル・ステューベのソーセージと、ドイツワインでありました。で、試合後、デザートにカーンを偲んで(?)、バナナを(笑)。
あー、それにしても明日から何をして過ごせばいいのやら……。え? tDiary? そんなものもあったねー(ぉぃ)。
2002-06-29(土) 8725歩 [長年日記]
■ ポータブル・オーディオ・プレイヤー考(2)
さらに続き。
雨の中、ヨドバシに出かける。いつもなら会社帰りに寄るんだが、最近いそがしくて店が開いてる時間に帰れない。「MP3プレイヤーコーナー」、PDA売り場の近くにあったはずなのに見つからなくて焦る。店員に聞いたら、周辺機器売り場に移動していた。つーか、そろそろAV売り場に移動してもいいんじゃないかと思うんだけど。
まずは東芝のGIGABEAT。思ったよりはデカいけど、かろうじて許容範囲かな。ポケットには入れられないな。重いし。でも質感もいいし、買ってもいいかなー、という感じ。
iPodも見ようと思ったが、なぜかiPodだけMac売り場にある。しかもアクリルケースに入ってじっくり触れないと来たもんだ。これがAppleの方針なのかヨドバシの方針なのか知らないが、こういうお高くとまった特別扱いは大嫌い。毎日持ち歩くものを手にとって評価できないとはなにごとか。死んでも買わん(笑)。
RioRiotも入っていたが、あまりの大きさに愕然とする。まさかこんなに大きいとは。ダイエット中の女の子の弁当箱くらいのサイズがある。こんなもん持ち歩けるかいな。却下。
というわけでGIGABEATだな。買おう。……と店員に伝えると、しばーらく待たされてから、「すみません、売り切れです」だと。在庫がないならそう書いとけ、ぼけっ。ホント、買う気になってる客を逃がすのがうまいな、ヨドバシ。ビックに鞍替えしちゃうぞ。
でもまぁ、冷静になってみると大きすぎるな、GIGABEAT。やっぱ、PCカードサイズのストレージを入れて、それを駆動するためのバッテリを搭載するとあのサイズになるのは当然。というか、自社の「モバイルディスク」(たぶんあまり売れてない)を使う製品を作って売上拡大……なんて戦略が見え見えの製品だよな。冷静に考えれば普通の客は1000曲も入れば十分なんだから、ストレージが脱着可能である必然なんてない。完全に内蔵にすれば半分位のサイズにできる。そうじゃなくても、IBMのマイクロドライブを使ってもいいわけで。そう考えるとちっとも頭使ってない商品じゃないか。買わなくてよかった。
……というように、人間、振られると相手を必要以上に恨むようになるものである(笑)。
■ MorphyOne
ありゃ、とうとうメディアに出てしまったか。もうあかんな。
もはや金銭的な問題や、技術的な問題じゃないね、あれは。とよぞう氏にはまったくプロジェクト運営のスキルがなかったというのが最大の問題だと思う。オープソースなプロジェクトは、ただ「オープンにしますよ」って唱えてるだけじゃ実現できない。積極的に情報を出し続けなければぜったいに継続できないものだ。ソフトウェアの場合はソースを更新し続けることでそれができるけど、ハードウェアの場合は制作の進行状況を逐一出して行かないとダメだろう。
ひとりでコツコツ頑張ってるからそんな暇がないなんて話がMLで流れていたけど、それよりも情報を出すことを優先できなかった時点でこのプロジェクトは失敗への道を転がり落ち始めていたのだと思う。情報を出さずにひとりで作るのは、オープンプロジェクトじゃなくて個人プロジェクトなのだよ。今後もし資金を調達できたとしても、プロジェクトの運営体制を大幅に変えないとまた失敗するだろうなぁ。
■ W杯: トルコvs韓国
客観的にいって、トルコの方が強いだろう。韓国はベスト4進出を果たしてモチベーションが低下してるのは間違いないし。
……だからって、開始15分で合計3点も入るこたないだろ。なんじゃい、荒れた試合だな。それにしても、やはりトルコ強い。うまい。なんといってもキーパーがいい(カーンほどキャラ立ってないけど)。あとはカウンターになったときの攻め上がりが速い。スペースへの入り方もうまい。
ロスタイム中に1点返したのはさすが粘りの韓国だったが、今日はいつもの雰囲気なかったね。ほどよく実力差が出て、予想通りトルコが3位という結果になった。開催国はどちらもトルコに阻まれるという結果に。やはりヨーロッパは遠い。
終了後の友好的なムード、ありゃトルコが勝ったからこそでしょう。韓国チームはこれまでの試合を見ればわかるように、勝つと完全に相手チームの存在が視野に入らなくなる。思いやりがないという意見もあるが、勝ち慣れてない(笑)のと、やはり余裕がないのだと思う。トルコはアウェーであることが逆に心理的な余裕を生んでいるので、ああいう心の広い真似ができるのだろう。今日はちゃんとユニフォーム交換してもらえて、よかったね、韓国チーム(笑)。
2002-06-28(金) 7064歩 [長年日記]
■ ぶたじるvsとんじる
サブタイトルのプレフィックスに「W杯」って書きそうになったがやめた。
それにしても、「豚汁」→「ぶたじる」→「ブラジル」という昨日の駄洒落が一発で理解できなかった人が意外に多くて、夕べの我が家ではその点に関して議論が重ねられたわけだが(おおげさ)。北海道出身のかみさんは「ぶたじる」派だが、関東出身のおれは「とんじる」がメジャー、「ぶたじる」はかなりの少数派という認識。試しにGoogleしてみると、とんじる550件、ぶたじる460件で、とんじる優勢だが圧倒的というわけでもない。
文法的には「とん」と来れば「じゅう」になるのが筋なので、最初から重箱読みでない限り語源は「ぶたじる」であろう。どこかで「ぶた」→「とん」への変化があったはず。そう思って調べてみたら「ぶたじる とんじる」で184件。みんな悩んでいるようだ(笑)。
1995年にfj.rec.foodで行われた調査によれば、北海道と九州は明らかに「ぶたじる文化圏」、東北・中国が「とんじる」、都会は混在という感じ。とかち情報局による調査は北海道における「ぶたじる」の圧倒的な支持が明らかになっている(って回答数50かよ)。九州・北海道から上京してきた人が、「ぶたじる」が通じなくて愕然、という事例もたくさん。これは、「ぶたじる」で全国統一されていた時期もあったが、その後発生した「とんじる」族が勢力を伸ばしている、しかし北海道と九州にはまだ上陸していない、と見たがどうか。
「豚汁食べたきゃブラジルへ行け」なんて駄洒落に親しんだ人にとって、ブラジル戦で豚汁を食べるのはごく当たり前(?)の行為だろうなぁ。2年前のオリンピックで同じネタ(9/20分)やってる人もいるし。ちなみに手元のVJE-Deltaでは、「とんじる」は一単語として変換されるが「ぶたじる」だと「豚」「汁」と分割して変換される。VACSが町田の会社だからであろう(そうか?)。
なんにせよ、こんなネタでも即座にいろいろ調べ(?)が付く、Webってすごいなぁ、というのが結論だ。って結論になってへんがな。
■ Re: Reply-To
私感だけど、おれはReply-Toを付けないML運営者は怠慢だとすら思ってる。あくまで現時点の環境を鑑みて、ではあるが。Mail-Reply-ToやMail-Follow-To(だっけ?)みたいなヘッダが十分メジャーになれば別かも知れないけど、返信に関して「返信」と「全員に返信」くらいしか装備していないMUAがほとんどの現状では、MLにはReply-Toをつけるべきだ。つーか、Reply-ToのつかないMLでは発言する気が萎えるんだよな、おれ。
Reply-Toの弊害に関して引用されるのはたいてい``Reply-To'' Munging Considered Harmfulだ。他の文書を見たことがない。唯一無二のバイブルなのだろうか(あとはdjb文書や某前野文書もあるにはあるけどあえて無視:-)。この人、いろいろ理由はつけてるけど、「ようするにプライベートなメールをMLに流しちゃった自分のミスの言い訳してるだけとちゃうんかい」というのが正直な感想。
MLがグループコミュニケーションのためのツールである以上、デフォルトの返信先がMLになるのはごく当たり前だ。それをわかった上で送信者個人にメールするなら、十分気をつけて真っ先にToを書き換えるのが普通だろう。学校の放送室で、うっかりマイクのスイッチを切り忘れてヤバい発言しちゃうのと同程度の危険性である(ヘンな例え)。
そんなうっかりミスの防止のために、なんで普通にMLを利用するその他大勢の人たちがいちいち「全員に返信」を選択して、Toを消して、Ccの内容をToに移動して……なんて面倒なことをせなあかんねん。例えばテレビ会議で、発言するたびにいちいち複雑なスイッチを切り替えないと全員に話が伝わらないなんて面倒なシステムがあったら、誰も使わんよ。ちなみにBecky!には、MLのアドレスを登録しておくと、送信前に「本当に送っていいのか?」と聞いてくる機能がある。うっかりミス防止なら、こっちの方がよっぽど有効だと思うぞ(習慣化してしまうと意味がないという罠もあるけど)。
ループの防止だって、MLへの投稿を登録された人だけに許可するだけで防げるだろう。公開されたアドレスには漏れなくspamが届くようなご時世に、オープンなMLを運営するなら当然の措置だと思うし、そういう運用のMLで不正なエラーメールによるループが起きた例なんて、もう何年も見たことがない。少なくとも、そういう一部の腐ったMTAの対策のために、参加者全員に不便を強いるなんて間違ってる。
MLサーバがReply-Toを追加(書き換えまではしなくてもよろしい)するのは、コミュニケーションをスムーズにするための「サービス」だ。メールヘッダは書き換えない方がいいなんて主張は、サービスの否定だ。便利になりゃなんでもいいと言うわけではないが、たいした弊害もないのにそれを封じ込めるこたぁないだろう、と思うわけである。ついでに言っておくと「欧米では一般的です」なんて理由も論外である。
Before...
◆ 双月 [えー?(笑)って私も読んだことないですけど<キャプ翼>たださん]
◆ Nyan2 [鍋で飯を炊くってのは、飯ごう炊さんとか、コッヘルで炊くのと一緒ですよね。 キャンプ生活したことがある人なら、みんなこ..]
◆ ただただし [ロナウジーニョの命名理由はみんな知ってるもんだと思ってましたよ。同じチームにロナウド2人というわけにいきませんからね..]
◆ 殺助 [ソクラテスってのも、いましたからなあ(;´Д`)>ブラジル代表]
◆ おが [あ、ロナウジーニョって有名な話しだったんですか....はずかし。ソクラテスってのもいましたねぇ。]
◆ こ〜りん [久々にタレコミ. 工房日誌 http://shaft.dyndns.org/~shaft/diary/ 後藤喜一さん]