2000-01-30(日) [長年日記]
■ 忙しいだよ。ぜんぜん遊んでらんないだよ。
■ wwwoffle
というわけで、今日はwwwoffleだけ。ダイアルアップ環境でw3mを常用してると、つい数分前にアクセスしたばかりのページを表示するのにまたダイアルアップしてしまう場面が多い。キャッシュがないので当然なんだけど。で、どこかにcache proxyを入れないといけないなぁ、と考えていた。最初はApacheにproxy機能があるのでそれを使うつもりだったんだけど、最近ときどきwwwoffleというのがダイアルアップな環境では良いって話が聞こえてくる。
そんじゃ試してみようかな、と思っていたところ、UNIXマガジン(2000/2月号)にwwwoffleの話が出ていたので導入してみた。まずはRPMを探さないといけないんだけど、これまたKondaraには(snap shotにもZooにも)入ってないもよう。探してみると、ftp://contrib.redhat.com/
でwwwoffle-2.5b-1.i386.rpm
を発見できた。つーわけで、あとは例によってrootになってrpm -ivh
でインストール。daemonの設定も自動的に行われてらくちんぽん。設定ファイルは/etc/wwwoffle.conf
だけど、これも当面はいじる必要はなさそう。
/usr/sbin/wwwoffled
をroot権限で実行したあと、http://localhost:8080/
にアクセスしてみると、wwwoffleの設定が面画表示された。ちゃんと動いているようなので、ブラウザのproxyにlocalhostの8080ポートを設定する。ちなみにNetscapeの場合は自動設定が可能なので、http://localhost:8080/wwwoffle.pac
を指定することが可能。これはいいね、気が効いてる。初期状態ではオフラインモード(自前のキャッシュだけを使うモード)になっているのでどこへもアクセスできない。wwwoffle -online
を実行することでオンラインモードになるので、これで外部のページをキャッシュさせ、もういちど-offline
して、ISDNルータがオンラインになることなくそのページが表示されることを確認した。
さて、Linux上でPPPをさせている人はwwwoffleのオンライン/オフラインを連動させることが可能なんだけど、うちみたいにISDNルータを使っている場合はそうもいかない。Autodialモードと言ってキャッシュにないページは外部に取りにいくようなモードも選べるようなので、いずれ色々と試してみよう。とりあえず今日はここまで。