ただのにっき
2000-01-23(日) [長年日記]
■ 熱が下がらぬ……。よって今日もベッドの中から。でもPCに触ってると体調がいいような気がする(笑)。
■ Windowsからメール
さて、ちゃんとメールが出せるようにしよう。自分のネットワークにあるマシンからSMTPでメールが出せないのは、qmail-smtpd
の設定がまずいのだろうということまでは容易に想像がつく。昨日疑ったcontrol/rcpthosts
は、SMTPのRCPT TOコマンドに入力されるアドレスが指定したものでない場合にはじく仕組みで、ようするにSPAMのようなメールを配送する踏み台にされないための設定なんだな。自分のマシンに対する配送はRCPT TOに〜@spc15.tada
とか〜@localhost
なんて指定をすればいいので、fetchmail
が配送にqmail-smtpd
を使えるのはしごく当然(control/rcpthosts
にもこの2つのホスト名を書いてあるし。localhost
は意味ないみたいだけど)。
さて、LAN上にあるマシンからこのSMTPサーバに他のドメインへのメールの配送を頼もうと思ったらどうすればいいのか。RCPT TOには必ず宛先のアドレスを指定しなければいけないし、かといって誰に出すことになるのかわからないメールなのにあらかじめ宛先のホスト一覧をcontrol/rcpthosts
に書いておくことは不可能だ。原典をあたろう、と思って、qmailのサイトを見ていたら、FAQに「特定のクライアントだけにリレーとして使わせたい」という項目があった。以前も読んでいたところだけど、そうか、そういう意味なのか。
さっそくFAQを読みながら設定を試みる。ようするにLAN上にある192.168.0.*というアドレスを持ったマシンからの接続を許可するようにすればいいのだな。RPMを使ってお任せで入れたおかげでtcpserver
を使うようになっていたので、/etc/tcp.smtp
の代わりに/etc/tcprules.d/qmail-smtpd
を書き換えること、それからtcprules
コマンドを使って/etc/tcprules.d/qmail-smtpd.cdb
ファイルを更新するのを忘れないことさえ気をつければ簡単。qmail-smtpd
を再起動して、miniから再挑戦、成功。やったぜ。