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ただのにっき


2010-04-19(月) [長年日記]

20年来探していた音楽に再会して、自分の検索力のなさに愕然とする

松任谷由実に「VOYAGER~日付のない墓標」という曲がありましてな。かの有名な日本SF映画の黒歴史「さよならジュピター」の主題歌なんだけど、これを再発見したという話。自分の検索力のなさを自覚し続けるために、未来の自分に向けて書くよ、もう。

「さよならジュピター」を劇場で見たのは、もう四半世紀以上前になるのか。「特撮はハリウッドに負けてない。でも脚本も演出も演技もダメ……」と、期待を裏切られてがっくりと座席に沈んでいた上映終盤、この歌が流れてきて、あまりの素晴らしさにとめどなく涙が流れはじめ、それまでのネガティブな評価が一気にひっくり返ってしまった。今でも一番好きな映画のひとつ。だから「黒歴史」なんて評価を見るといまだに「ピキッ」てなるんだけど(自分で書いてて何を言うか)、それくらい衝撃的な歌だった。

客観的に聴けば、短く抽象的でよくわからない歌詞、おまけにリフレインが多くて水増し疑惑っぽいんだけど、とにかく映画の最後に流れる歌としてはこれ以上マッチしているものはないというくらい。次点は平成ガメラ3の「もういちど教えてほしい」(って特撮ばっかりかい)。

そんなわけで、曲を聴きたいと思い続けていたものの、買いそびれたサントラは今では絶盤、そうとうなプレミアが付いているらしいし、松任谷由実のオリジナルアルバムには収録されずじまい。松任谷由実には「VOYAGER」なんてタイトルのアルバムがあるのに、そこには入っていないっていうんだからひどい話だ。iTunes Storeにユーミンの曲が入ると聞いたときも真っ先に探したし、時おり思い出してはAmazonで検索してみたり。まぁ、なかったんだけどね。DVD買えって話だけど、まぁ、そこまでの情熱でもなかったというか、DVDから音楽だけ抜き出すとかバカらしくて。

で、今日になってふとYouTubeで検索してみたらあるじゃん! フルコーラスで、しかも複数あがってるし。さっそく聴いたよ、もうね、感動。ぜんぜん色あせてないの。よく考えたら今まで2、3回しか聴いたことないことになるんだけど、歌詞もちゃんと覚えてたもんなー、よっぽど衝撃的だったんだろうなぁ、自分。

その後、ニコニコ動画でも探してみたら一本あって、ふと市場を見たらユーミンのベストアルバム「Neue Musik」が貼ってあって、たどってみたらこの曲がちゃんと収録されていたというオチ。なんてこった、全然知らなかったぞ。検索しても出てこないってどういうことだ。

……という知恵をつけてから、Googleで検索してみれば、当たり前のようにYouTubeの動画はリストアップされてるわ、Wikipediaにもちゃんと「1998年ベストアルバム『Neue Musik』に収録」と書いてある。おれの目は節穴か。たぶん自分の中には「曲が欲しい」→「買うならAmazonかiTMS」→「検索しても見つからない」→「あきらめる」というストーリーしかなかったんだろうなぁ。「いまどき音楽探すならYouTube」というのは、頭ではわかってるつもりなのに、ぜんぜん行動に結びついてない。かみさんなんてよくYouTubeで懐かしい曲を探してるから、これは年齢のせいというより習慣の問題だ。うーん、反省。

で、さっそくベストアルバムをポチっとしたかというと、この一曲のために3000円以上出すのかよ、なんで曲単位で買えないんだよ、そもそも曲名が検索にかからないのはどういうことだよ……などと考え始めたらムカムカしてきたので、マーケットプレイスで安いのを買ったのであった(←だいなし)。レコード会社の人たちは、権利ばっかり主張する前に、商品をちゃんと陳列して下さい。

Neue Musik
松任谷由実/松任谷正隆
EMIミュージック・ジャパン
¥ 6,639

さよならジュピター スタンダード・エディション [DVD]
小松左京
ジェネオン エンタテインメント
(no price)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
soda (2010-04-20(火) 13:57)

このアルバムについては、アルバムごと定価で買っても後悔しなかったと思いますぅ

ただただし (2010-04-20(火) 16:55)

あ、それは同意です。ベストの名にはじないラインナップですよね。


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