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ただのにっき


2005-09-03(土) [長年日記]

XP祭り2005

日本科学未来館 初めての日本科学未来館なのに、見てまわる時間はやはりなさそう。メシ抜きならいけるが、午後のワークショップで死ぬだろうな。

先週のマニア向けイベントと違って、女性比率が高い(もちろん絶対数は少ないが)のは、お仕事で来てる人が多いからだな。そりゃそーだ、趣味でXPやるヤツは希少だろう。

関連する日記: 2005-09-10(土)

XP祭り2005(2)

Internet物理モデル ASIMOも元気そうでした 有名な地球儀 XP祭りに参加していれば、通常展示もタダで見られるとのことだったので、昼休みにちょこっとだけ見てきた。ただ、ASIMOのデモは13:00からだし、Internet物理モデルは「13:30まで停止します」とか書いてあるし、けっきょくたいしたものは見られないのであった。しょぼーん。

XP祭り2005(3)

懇親会は出ないで帰ってきたので、軽くメモ。

  • Enterprise XPは、理屈にはまぁ同意するが、まだ絵に描いた餅なのでなんとも
  • Kent Beckの「XP 2nd Edition」の紹介によると、またプラクティスが増えているらしい。正直どうよそれ、と思わなくもない。規律が増えれば、チームのモチベーションは確実に低下するだろうし。つーか、プラクティスを"シンプル"に保つのも"勇気"じゃないのかね、Kent君
  • 午後は手を動かしたほうが面白いだろうと思ってワークショップに参加。プラクティス間の関係を図にするという作業を通して、イテレーション開発を体験するという、なかなかよく考えられたストーリーだった。1チーム4人というのもいいバランス。楽しめた。職場にXPを持ち込むときの教育に、そのまま使えそう。チームの一人が劇団ペケぴーの人だった(ということをあとから知る)。彼はインサイダーじゃないのか?(笑)
  • パネルディスカッション。あれだけの顔ぶれを揃えておいて、テーマすら決まってないというのは失礼千万ではないか。パネラーだけでなくオーディエンスにも失礼だ。短い時間で「ディスカッション」を成立させるには、事前の仕込が不可欠であるということを、この手のイベントの主催者は肝に銘じておくべきである。パネルディスカッションは、ぶっつけ本番向けの手抜き可能な企画ではない。そこそこ有意義な話も聞けたが、このパネラーたちが本領を発揮できれば聞けたはずの濃い議論はなかった。非常に残念
  • 劇団ペケぴーvsアンプラーズ。練習不足らしく、テンポがなぁ。こういうのはテンポで見せないと……
  • ライトニングトークス
    • で、テンポのよさでは角谷さんの右に出るものはおるまい。常時Rabbitのカメがウサギに先行していてハラハラしたが、Rakeの説明を丸ごとすっ飛ばすという荒業で回避。しかし今回のプレゼンもまた、公開できないネタであった
    • あと強烈に印象に残ったのは脳梗塞(とXP)の話であった。いや、今年はおれも入院したからねー
    • LLDNではRubyistしか使っていなかった高橋メソッドが、ここでは全盛。ただ、うわべだけ真似したプレゼンが多かった。スライドを読み上げるだけじゃ、高橋メソッドにはならんのよ。スライドは簡潔に、喋りは饒舌に、でないと

総じて、去年の方が印象的だったかなぁ。まぁ、こっちの知識や経験が上がっているせいもあるんだけど。つーか、去年のメモでも、LLと女性比率の比較を書いてるおれって……。

そうそう、咳さんに、『幸福の王子本』にサインをしていただく。『網道編』作者の特権らしい(?)。

鏡像の敵 (短篇集 ハヤカワ文庫 JA (810))(神林 長平)

SFマガジン10月号に神林長平ロングインタビューが載っていたので、真っ先に読んだりしたわけだが。インタビューのタイトルを見て「神林をセカイ系でくくるとは失礼な話だ」と思ったものの、本文中では「神林作品はセカイ系の進化形」みたいな言い方をされていて、それならそんなに悪くないかなと思い直した。どうにも昨今のセカイ系小説を面白く感じないのは、それよりずっと先を行っている神林作品を、彼のデビュー当時から読んでいる身としては当然なわけやね(とかいう)。

で、そんな神林長平の初期短編集なわけで、そもそも一部を除き全部既読のはずなので、知ってる話ばかりだったらどうしよう……と不安になったが、安心したまえ、ぜんぜん覚えてなかった。まぁ、そんなもんだろう。『時間蝕』と内容がほとんどだぶっているらしいが、それすら思い出せてないし(笑)。それでもファンを名乗るか。で、「昔の神林」は「セカイ系」じゃないのか? という心配は杞憂におわり、やっぱり一味もふた味も違っていたわけだが。

最近の作品に比べるとまだ冗長さがあって、殺伐感が少ないなぁ、という些細な不満がある程度。ガジェットや舞台設定にも、最近の作品にも登場するものが多くて、確かな連続性を感じる。紙数の多くを背景説明に費やしている「ここにいるよ」と、ちょっと作品世界に深みが足らない「鏡像の敵」以外は、どれも神林臭くて面白かった。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
amano (2005-09-11(日) 13:03)

こんにちは。LTで脳梗塞の話をしたあまのりょーです。印象に残ったようで何よりです。
>「スライドは簡潔に、喋りは饒舌に、でないと」
おっしゃる通りです。後遺症でまだうまく喋れないので、ついその代替として使ってしまいました。
LT 面白いことが分ったので、これからも精進です:-) 目標は角谷さんかな、やっぱり。
では、お体ご自愛下さい。


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