2003-02-20(木) [長年日記]
■ Hiki 0.4
きたきた。待ってたゼ。
人柱用ということなので、とりあえず職場のAyakaマシンに入れてみることにする。sf.jpにプロジェクトがあるとのことなので、今後のバージョンアップを楽にするためにCVSでGETしておこうと思ったら……先生! レポジトリがありません!(笑)
気を取り直してパッケージで入れ直し。インストール方法はここ。まずは関連ライブラリのstrscanとamritaを入れねばならぬ。Ayakaのstrscanは0.6.1で止まってるから、野良ビルド。/usr/bin/rubyじゃなくて、実験用の~/bin/ruby16を使うことにした。これなら他の環境と切り離せるし。
さて、やっとHiki本体に取りかかり……なんか、キョーレツな既視感に襲われてるおれ。ディレクトリ構成から設定ファイルまで、tDiaryにクリソツです。人さまのプロダクトに、こんなに影響与えちゃっていいのかな……(汗)。でもおかげでトラブル対処の勘どころもいっしょなので楽ではある(案の定hiki.cgiの先頭行を書き換え忘れたわけだ)。
というわけで、あっさり動く。機能的にはもう、十分だなぁ。自分用の仕事メモは移しちゃってもいいかもしんない移した。ちょっとテーマの再現性に難があるから、そのへんを調整してみようかなぁ。
■ tDiary: Wikiスタイル - 引用とBlogWiki
yucoさんから引用中に改行を入れられないという指摘を受けたので、対応版をcommit。ここの解釈には前から悩んでいて、通常のパラグラフは改行が意味を持たないだけに、頭に「""」がついているだけの普通のパラグラフ、といった感じのコードにしておいたのだ。
しかし、空改行を認識させるのも面倒だし(けっきょくそれか)、かといって改行する手段がないというのもアレなので、引用中の1行を<p>〜</p>で囲むことにした。つーか、今まで<p>がついてなかった(笑)。
ついでに、BlogKitに「BlogWikiスタイル」を追加しておいた。BlogKitでもWikiライクに書けるようになる。しかしこのあたりのコード、重複がひどいなぁ。かといってこれ以上メソッド分けると、複雑になるから好きじゃないし。まぁいいか(けっきょくそれか)。
■ SLIMP3
お、こういうのいいな(→日本語紹介記事)。背面の究極のシンプルさがいい。いちおう自宅では同じようにHTTPでストリーム配信できるようにしてあるけど、クライアントにはPCが必要だしな。やっぱ、これくらい単機能じゃないとネット家電とは呼べないだろう。もし日本のメーカーが同じコンセプトの製品を作ったら、スイッチの数が10は下るまい。
でもよく考えてみたら、手持ちの全CDはすでにiPodに入っているので、わざわざLANにつながなくても好きなところで聴けるのであった。家中にiPodにつながるスピーカーを置いておいた方が手っ取り早いよな。
■ tDiary: Wikiスタイル - 引用(2)
きた案はちょっと直感的じゃないけど、以下のような形式はアリかも知れない。
""ほげ ""ふが "" ""うひょ
これをこうレンダリングする。
<blockquote> <p>ほげふが</p> <p>うひょ</p> </blockquote>
これなら、それほど不自然でなく、かつparseのコストもそれほど上がらないが……。ちなみに上の例をHikiに書いたら妙なことになってしまった(笑)。こりゃバグだな。
■ 宴会
土曜にちょっとした宴会の予定があるんだけど、当初はこじんまりした集会のはずだったのが、いつのまにやら10数人の大所帯になってしまったようだ。しかもなんだか著名人がたくさんみえるようなので、はやくもガクガクブルブル状態。
でもまぁ、やっと噂の好青年たち(笑)に会えそうなので、それはまた楽しみであるのだが:-)
「キョーレツな既視感」はINSTALL.htmlでも味わえるかと(笑) いや、tDiaryみたいに簡単な設定ですぐ動くソフトが好きなもので。近日中にCVSにもageます。
ドキュメントはWiki記法で書いた方が良かったのでは(笑)
夢にまでみたんですよ :-) > BlogWiki なんとタイムリーな.
最初Wiki記法で書いたのですが、テキストのまま読むと読み憎いこと! RDだとそのままで読みやすいんですけどね。
Wikiスタイルの引用中の改行をなんとかしたいと思ってたんだけど,結局そういうふうになっちゃったのね…
オレは,編集時に読み易いように自由に改行を入れられるのはwikiスタイルの特徴だと思ってて,それを引用でも使いたいと思うので,今回の変更はあまり嬉しくないなぁ.
実は,通常のパラグラフの改行と引用の改行が別の意味を持つべきではない,という立場から
""ほげ
""ふが
のように,引用の行と引用の行の間に空行があった場合は引用を連結してblockquote中で<br>するようにwiki_{parser,style}.rbを改造中だったのであった…
ま,これだってかなりのこじつけだしparserが扱うべき状態が増えてしまうわけだが,少なくとも引用の行を並べて書いた時の挙動はパラグラフと似ていると思う.
っつーか,アレだな.
表現力を犠牲にする代わりに簡潔な(比較的読み易い)記述方法を得るのがWikiの特徴(の一つ)だと思うので,それになじめない人はwikiスタイルを使うべからず,という気もしないではない.
なんだか長くなってしまった.
パッチ出しました。
引用中では、改行をそのまま出力する方が便利かもしれませんね。引用の使われ方って、他のページからコピペ&先頭に
""付与。って感じでしょうから。
一般的にはそうですね。ただ、紙の本からの書き写しとか、w3mからコピーしたら画面の幅で改行が入っちゃったとか、素直じゃない事例はいくらでも思いつけてしまいます:-(
じゃあ、新しい構文を導入して両方に対応…とか始めると、どんどん複雑怪奇になってしまう罠…ですね。バランスが難しい。好みの問題というのも大きそうですし。
よろしくおねがいしますー。
それでいきましょう.> 引用中の改行