2001-06-27(水) [長年日記]
■ 網道編
今日は誕生日である。吉井さんと同じらしい。歳はずいぶん離れているが。
というわけで、いちおう正式には本日発売? 誕生日に自著が発売てぇのは、自分にプレゼントをあげたみたいで変な気分だな。もちろん、買ってくれれば間接的にプレゼントになるでしょう(をひ)。おれのパートは例によってCGIだが、後半のartonパートは256本らしい疾走感があるのでお勧めである。古くからの256シリーズファンのおれ的には、Ruby256本の中で一番256シリーズらしい本になったと思う。
つーか、いつまでも256本ばっかりじゃなくて、他の出版社にもがんばって欲しいよなぁ。
■ vim
試したのはWindows版です(爆)。シンタックスカラーリング(って言うの?)は、デフォルトでOFFにすべきだと思うんだけどねぇ。色彩感覚ないんだからさ、プログラマって人種は(笑)。
ついでに言うと、ユーザインタフェースに関するセンスがあるプログラマも希少である。おれがEmacsを嫌いなのもそのあたりに理由がある。カーソルの移動に^Pとか^Nを使わせようなんてどうかしてる。人間がカーソルを動かそうと考えるとき、頭にあるのは方向に関する漠然としたイメージであって、「Previous」やら「Next」なんて英単語ではない。Emacsでカーソルを移動しようとした時に、「えーと、次はNextだから^Nか……」なんて変換しなきゃいけない時点でもう、使う気が失せる。
この件に関して、キーバインドを変えればいいというツッコミはなしである。デフォルトの設定がおかしいソフトは、他にもどっかおかしいところがあるはずだから:-P ついでに言っとくと、自分はどうなんだというツッコミはさらになしだ(笑)。
だいたい、タッチタイピングもできないのにずいぶん偉そうである >おれ すまん、偉そうなのは基本属性なのだ。
■ tDiary
KonquererはCSSの解釈が違うんですな。いや、こんな変態なCSSを書くおれが悪い。ちょっと見栄えは悪いけど直してみた(日と日の間が空きすぎてしまう。IEだと線も見える)。これならちゃんと見えるはず。やりたいことは「CSS未対応ブラウザでは罫線に見えて、対応ブラウザではまったく見えない<HR>タグ」を実現したいだけなんだけど。いったいどうすればいいのやら。
じゅうぶんお年頃です……じゃなくて誕生日おめでとう。じゃあ、1.0.0リリースのあとは、設定もCGIからできるように改造しよう。でもうちのサーバは借り物だから、日記鯖みたいなサービスはできないけど。まぁ、知人に貸すくらいはいいだろう。
■ Kondara 2.0
家に帰ると、大田区の見知らぬ会社から段ボールが届いている。何も注文した覚えはないので、ちょっとビビる。思わず耳を近づけて、時限装置の音がしないかどうか確かめちゃったよ。で、中身はKondara 2.0だったわけだが。品名書いといてくれよぅ。
なんにせよ、思わぬ誕生プレゼントになったな。Blue Shiftが終わるまでインストールする暇ないけど(笑)。CD 6枚組。どひゃー。あ、パッケージのRubyのバージョン、ちゃんと1.6.4になってた。よかったねぇ。
マニュアルだけパラパラと見る。全面的に書き直されているみたい。インストーラがGUIじゃなくなったって、本当のようだ。インストーラがグレードダウンしたOSというのは初めて見た。ま、機能的に十分ならなんの問題もないけどな。
■ HL:BS日誌
異世界マップの最後は、最初に飛び込んだところ。広場中央にワープポイントが出ているけど、続々と敵が沸いてきている。「こいつら全部片付けてからジャンプしたるわい、どりゃーーっ」と突っ込むも、なぜか必ず途中でGame Overになる。
それじゃあ、と何もせずにワープしたら地球に戻れた。科学者君が「電気が足らなくて呼び戻しちゃったよ、わははー」(←かなり意訳。しかも嘘度80%)とか言うし。さらに「発電機動かして来てちょ」とも言ったような気がするので、張り切って行ってみよう。それにしても、英語のヒアリングができないと話がちっともわからん。
ふたたび人間の敵がぞろぞろ。できるだけ引き寄せて、至近距離でぶちのめす。発電機周辺では、毒性のある液体のプールに、ドラム缶で橋をかけるというかなり意地悪なパズル。なんとか解いたところで、今日はここまで。
敵方にはハエ飛ばしロボが登場。どうやら新モンスターは出てこないみたいだ。しかし武器は増えない。コイツに対抗するには、こっちにもハエが欲しいんだが。
わーい。お誕生日おめでとうございまーす。
はじめまして。「CSS未対応ブラウザでは...」の件ですが、HR{display: none;}て感じでどうでしょう?
"方向に関する漠然としたイメージ"って vi の hjkl の方がよっぽどイメージわかないような...