2021-02-12(金) [長年日記]
■ マンガ「タテの国」が面白い
最近ぜんぜん日記を更新してなくて、理由はというと
- 普通に仕事が忙しい。もう入社から4ヶ月を過ぎてるけど毎日新しいことをが出てくるので、他のことをしている余裕がない(ので日記に書くネタがない)
- 仕事以外の日常がかわりばえしない。そろそろリモートワーク1年に近づきつつあるが、毎朝の散歩以外は外出しないので、新しい出来事なんてそうそう起きないのである(ので日記に書くネタがない)
- そうそう、自治会の仕事が少しあるんだけど、任期の終わり間際になってゴミ回収問題が勃発して大変なのだ。でもカタがつくまで書けることはない(ので日記に書くネタがない)
インプットもアウトプットもなくてまずいよなぁと思いつつ、この日常に慣れてくれば多少は余裕が出てくるかもね。とはいえ、溜まったPodcastやWebラジオが5ヶ月分くらいになってるので(笑)、まずはそれをどんどん消化しなくては。
……とか言ってるときにかぎって面白いマンガを教えられたりするわけよ。とほほ。最近ジャンプ+をちょくちょく読んでるんだけど、その中の「タテの国」が面白くて、ここ2、3日で連載中の113話まで一気に読んでしまった。
無限に続く垂直の円筒内の世界を描くというと、世代によって異なる作品が思い浮かぶと思うけど、明らかに人工物なのでおれは真っ先に「リングワールド」が連想された。が、読み進んでいくと「マトリックス」になったり「宇宙の孤児」や「タウ・ゼロ」になったりして、なんというか、古今東西のSFをいい具合に"消費"してる感じがとても心地よい。
それでいて「心とはなんだろう」みたいないかにも少年誌らしい直球なテーマを持ち出してみたりして、それはそれでよいわけです。ジャンプの名に恥じないというか。長い連載なので、最近の話は塔の内部からだいぶはみ出しているのだけど、それでも塔はつかず離れず登場し、むやみに登場人物を増やすことをしないのに時空間的に壮大な話をキープするストーリーテリングも素晴らしい。まだまだ続きそうで楽しみが増えた(そして自由時間がまた減る)。