ただのにっき
2020-01-18(土) [長年日記]
■ グランベリーパークでUMAMI BURGER
日中は雪がちらつくほど寒くて天気の悪い週末だったので、これはグランベリーパークに行くチャンスでは!? ということになり、でかけてきた。南町田のグランベリーモールが大規模改装されて9月からグランベリーパークとしてオープンしたのだけど、めっちゃ混んでてたまらん感じだったのだ。
で、主目的は映画だったんだけど、最近ハンバーガーのマンガにはまっているかみさんが、美味しいハンバーガーを食べたいというので、遅い昼食としてパークに入店しているUMAMI BURGERへ。
なるほど高級ハンバーガー、これは美味いね。といっても値段相応だとは思うけど。「UMAMI」はもちろん「旨味」で、しいたけが挟まっているのだった。ポテトは細すぎてちょっと好みじゃないが、オリジナルのケチャップは酸味が効いていて良かった。
あと、店内に謎の英数字列が掲げてあって、なんの暗号かと思ったが、よく見ると化学式だ。これをみてすぐにグルタミン酸ナトリウムだと判断できた自分を褒めてやりたい(単に末尾のNaからあたりをつけただけである)。
■ 映画「パラサイト」を観てきた
副題に「半地下の家族」って書いてあるけど、これはいわゆるダサ邦題?
先の読めない展開でけっこう話題になってきているし、観てきた知人もほめていたので観ることにした。韓国映画をちゃんと観るの、初めてかも。
半地下の住宅に済む貧乏な一家が、高台の高級住宅街に済むIT社長の家にいろんな役割で雇われていく、冒頭はちょっとコミカルな詐欺の映画かと思いきや、中盤以降の展開で雰囲気がガラリと変わってサスペンス仕立てに。……と、これ以上はネタバレになるのでたいしたことは書けないのだ。前評判どおり、とても楽しめた。
といっても格差社会を扱ったテーマ的にはかなりヘビーな作品で、ここまで極端なのは韓国だからこそ成立する気もするが、世界中どこでも似たような設定はありえる。とりわけ「臭い」をキーにその格差をじわじわと表現する演出には唸った。最下層の人々の臭いについてはあえて触れないあたりの意地悪さも含め。
個人的には頻出する「計画」というキーワードが、話の途中でコロコロと意味を変化させていくのに上手いなーと感心した。