ただのにっき
2019-12-31(火) [長年日記]
■ 猫の餌台を高くしてみた
うちの猫たちは食べたものをわりとよく吐く方だと思うんだけど、餌台の高さを15cmにすると吐かなくなるという俗説をTwitterで見かけたので、別に害はなさそうだし、と試してみることにした。
といっても効果があるかどうかもわからんのにいきなり高い餌台を買うのもあれだし、手近にあったマウスの空き箱を下に敷いて代わりとした。たしかに、今までよりは食べやすそうにしている……気がするね!
で、結果はというと、早々にまた吐き戻していたので、少なくとも即効性はなさそうだと思いました。ま、そうだよね。Twitterで流れてくるような(たいして医学的な裏付けのない)俗説に過大な期待を抱いてはいけない。いちおうもうしばらくは続けてみるけど。
■ 今年もよく働きました
11、12月は公私ともに相当忙しかったので、日記がたまりまくっているのをなんとかしないとね……。この休み中に埋められるだけ埋めないと。
去年もやった「今年面白かったアニメ」……は明日にでものんびり書く→書いた。首位は「Dr.STONE」で決まりだけど。あと来年早々から始まる「映像研には手を出すな!」が相当いい感じに仕上がってるっぽいので楽しみでしょうがない。
■ 2019年の面白かったTVアニメ5作
昨年に引き続き。今年はあんまり良作がなかったなぁという感触がある。アニメ業界、ほんとうに行き詰まっているのかも。といっても傑作はみんなNetflixかAmazon Primeが独占配信してるのかも知れない。そういうのに囲い込まれちゃうのもなんだかなーと思うんだが。
1. Dr.STONE
これはもう文句なしにダントツ。2期が待ち遠しい。
石化光線みたいな道具立てをとっぱらうと、人類が滅んだ数万年後の未来に少人数の人々を飛ばしてみました的な一種のタイムトラベルものなんだけど、そこで繰り広げられるのが「科学を復活させての人類文明復興」という、元科学少年としては最大級に胸アツのストーリーで、しかも「これが少年ジャンプの底力!」と言わんばかりの予想のつかない展開につぐ展開で、素晴らしいの一言。
東宝
¥7,300
2. 彼方のアストラ
本格SFっぽいな!? と期待して(しすぎて)見始めたら、序盤がかなりご都合主義的な方向にダメなシナリオでしょんぼりしていたんだけど、がんばって最後まで観たら相当によくできたジュブナイルとしてまとまって、トータルでは良かった。5話までは本気でもう切ろうと思ってたもんな(笑)。
当初の「本格SF」という期待はかなえられなかったけど、とりわけ終盤は前半に「?」と感じていた矛盾をどんでん返し的な伏線回収をしていて楽しめたね。
オーディションをせずに指名で揃えた声優陣も迫真の演技。いわば密室劇的なシチュエーションにうまくなじんでいて良かった。
KADOKAWA メディアファクトリー
¥15,840
3. 旗揚!けものみち
シリアスはここまで。おれは基本的に(ムリのある設定にツッコミが不要な)コメディやギャグ作品が好きなのだ。
さすが「このすば」の原作者だなぁというテンポの良さが気に入った。ちょっとひねった異世界召喚ものとして始めておいて、(おそらく予定どおり)プロレスものにきっちり落とす予定調和的な流れも良い。キャラもそれぞれに立っていて、裏表があって、愛すべき人々なのがさらに良い。
KADOKAWA アニメーション
¥2,980
4. ダンベル何キロ持てる?
さすがにこれは外せないし、解説不要だろう。こういうツッコミどころしかない作品がいいんだよー。天ちゃんがまたはまり役をGETしているのも嬉しい。
KADOKAWA メディアファクトリー
¥3,950
5. ソウナンですか?
ちょっとシリアス風味な場面もあるけど、決して汚れたり破けたりしない謎の素材でできた制服を着てるんだから間違いなくギャグ作品であろう。その一方でサバイバルテクニックに関してはガチというアンバランスさが楽しめた。
エイベックス・ピクチャーズ
¥16,145
そろそろアニメも飽きてきたかなーと思うんだけど、2020年はどうするかな。とにかくシリアス作品に脇の甘いのが多くて、ツッコミが疲れる。今期だと「本好きの下剋上」なんかが(へんに期待した分)ほんとうにひどかった。また読書に戻ってもいいのだけれど。うーん。