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ただのにっき

2019-11-25(月) [長年日記]

映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を観てきた

アニメ「シンデレラガールズ劇場」のまんきゅう監督が手掛けた作品ということもあって(なぜかデレパが推していたりもするので←あいかわらず自由な番組だ)、もともと観に行くつもりはあったのだけど、公開直後からTwitterあたりで「若おかみは小学生!」なんかを引き合いに出しての高評価が出回って、なんだか仰々しい雰囲気になっていたのだ。

その後、信用できる知人たちの感想から、さすがにそれは持ち上げすぎだという評価も聞けたので、変にバイアスを持つことなく鑑賞できた。「この世界の片隅に」や「若おかみ……」の成功例を踏まえてか、最近はネット上で言ったもん勝ち、褒めたもん勝ちみたいな風潮が出てきて、これはこれで良くないよなぁと思うんだけど。

作品自体は子供向けとしては本当に細部まで配慮の行き届いた佳作で──広告を含めて1.5時間未満という上映時間から、複雑すぎないシナリオ、丁寧で優しい言葉づかいなどなど──とことん考え抜かれてるなーと感心した。どんなにうるさいモンペをも黙らせるだけの徹底したポリコレ準拠だ。これだけでもうすごい。

かといって退屈なわけではなく*1、最後には2度の連続ピンチなどでハラハラさせた上で、大人までホロリとさせられる結末になっていて、これもすごい。

とはいえネット上の高評価はさすがに過剰だし、これでコロっといっちゃう大人はさすがに日常が荒みすぎているのではないかと心配になる。映画に頼る前に、もうちょっと日常を大事にすごす方に気を配ったほうがいいんじゃないでしょうか……?

Tags: movie

*1 正直言うと、作品の持つ独特なスローペースに慣れるまではちょっとウトウトしてしまうこともあった(笑)。