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ただのにっき


2019-05-11(土) [長年日記]

映像研には手を出すな! (4) (ビッグコミックス)(大童 澄瞳)

夕べ寝ようとしたら0時をまわってしまい、スマホがなにかダウンロードを始めたと思ったらこれだった。Kindle版を予約していたんだった。ついに紙の本と同時発売になったぞぉ。ようやくかよ、小学館。

ついにストーリーのあるアニメを作り始めた映像研。先行したストーリーにキャラが影響を受けたり、キャラに合わせてストーリーが変わったり「あるある」って感じの描写がてんこ盛りで楽しかった。映像仮組みまでできたってことだから、声がつくのはこの先なんだろうか。映像研の世界観で声優をどうするのか、かなり興味があるんだけど。でも話はもう「本屋を舞台にした短編を作る」って流れになってるし、声優の件には触れずに済ますんだろうか……それはねぇよなぁ。

マイ・ベストシーンはこれ:

[スクリーンショット]描きたいものがたくさんあるのに時間がなくてできない……といって泣く浅草(かわいい)。

浅草がこういう感情を発露するの、珍しいね。

主題とは別に生徒会の話とか、紙の書店の話が挟まって、今回はちょっととっちらかった感じになっているんだけど、これは次巻で収束するのかな。あと漫画としての文法からはあまり逸脱しない、オーソドックスな絵作りが多かった印象。ストーリーが主題だからかな。とはいえ、ときおり変なコマが挟まったりして、読み返すと面白いんだけど。

映像研には手を出すな! (4) (ビッグコミックス)
大童 澄瞳
小学館サービス
¥650

そういえば! 映像研、ついにアニメ化!

すげーな。いや、これだけの作品なら今どきは間違いなくアニメ化の声が出てくるのは当然なんだけどさ、「こだわりの強すぎるクリエイターがアニメを作る話」をアニメ化するからには、相当にこだわりのある作り手じゃないと荷が重いわけで、監督を引き受けるだけでも勇者といえる。いいものができるかどうかは知らない(基本的にあまり期待しない主義)。

Tags: book

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