ただのにっき
2017-01-01(日) [長年日記]
■ 【天皇杯】鹿島 2-1 川崎@吹田スタジアム
……と、ごまかしておくわけにもいかないよなぁ、日記なんだし。まったくもー、また銀メダルだよ!!! わざわざ元旦に大阪まで行って負けて帰ってくるとは。とほほ。2つのチームが勝敗がつくまで戦うのだから、どっちか一方はとうぜん負けることになる。知ってるよ、そんなこと!
早朝5時前に起床して、朝食抜きで新横浜から新幹線へ。夜明け前なのでもちろんかなり寒いが、家を出るときから観戦スタイルなので耐えられないほどではない。車内からはきれいな富士山が望めたが、チケット買うのが遅かったので山側の席はとれなかった。
新大阪からは電車とバスを乗り継いで万博記念公園へ。ここは大阪市内ではないので、新幹線からの切符だと乗り越し精算が必要です(みんな改札でひっかかる)。なぜかバスは古い方のスタジアムへ到着するので、そこからかなり歩いて新品の方の吹田スタジアムへ。ガンバが建てたサッカー専用スタジアムは、近くでみると安普請なところも目立つものの*1、全体的にはモダンですっきりしたデザインで、なにより最上階の席からもピッチが近くてすばらしい。やっぱりサッカーはこういうスタジアムで見ないと。これが文化っつーものですよ。
試合はね、悪くはなかった。押してる時間帯も押されてる時間帯も均等にあって、攻守ともにいい動きをしていた。ケンゴはあまり好調ではなかったものの、彼にボールを集めすぎない意識がチーム全体にあった。今日で川崎最後の試合となる大久保は、とうてい追いつけないボールを追いかけてやる気をアピールするし、それを受けての大島、車屋、三好の動きはすばらしかった。
前半、鹿島に先制されたときは(これまであまり追いつける展開はなかったので)やっぱダメかと思ったものの、後半にきっちり追いついて、延長戦までもつれ込んだのはすごい進歩だ。
それでもなぁ。やっぱり鹿島は「決して先行させてはいけないチーム」なのだ。延長前半にリードした鹿島はあんのじょうガッチリ守りに入って、そこにはいかなるチームもつけ入るすきがなかった。互角のチームに勝つ力が鹿島にはある。鹿島相手に互角ではダメなのだ、圧倒的に強くなければ、としみじみわかったよ。
これでJ1リーグ、ナビスコ杯、天皇杯と国内すべての銀メダルをGETしてしまった。せっかくだから、来シーズンのACLでも銀メダルとっちゃおうぜ。という冗談は抜きにしても、来季からは新体制、しばらくは低迷するだろうなぁ。ケンゴはまた引退するタイミングを逸してしまったが、いつまでプレイしてくれるだろうか。
試合終了後は、セレモニーをみて、会場内をふらふらとさまよってから外に出て、万博記念公園でわざわざ入場料を払って太陽の塔を激写してから帰路についた。
新大阪駅で柿の葉寿司と酒を買って、あとはまっすぐ帰るだけ。
*1 適切なコストダウンがされていて、これはむしろ評価できると思う。見栄張っていらんところに金をかける(予定の)新国立なんかよりよっぽど健全。