ただのにっき
2016-10-15(土) [長年日記]
■ シンデレラガールズ4thライブSSA Day1のライブビューイングに行ってきた
神戸公演からひと月半、いよいよSSA 2days開始。現地チケットなんてもう、まったく取れる気配もなく、今日も明日も新宿バルト9。この4thライブ、おれにとってはもはや「新宿公演」と呼んだ方が良さそう。わさますでも明日に一枚当たっただけでほんと競争率が異常だよ。SSAのアリーナモードじゃ足りないのわかってるんだから、最初っからスタジアムモードでやってくれ……と思わなくもないが、今日のキャストの多くはアイマスライブ初心者なので、さすがにそれはかわいそうか。
SSAの顔ぶれが発表されたとき、初日があまりにフレッシュなメンバだったこともあって「どうせ当たるならこっちがいい」なんて声もあったくらい。神戸で一回経験積んだとはいえ、いきなりSSAに放りだすなんて、ほんとアイマスはスパルタだ。事実上の1stライブをもう一回観られる贅沢よ。とはいえ現場はムードメイカーのまっこや姉御肌のねこさんが引っ張ってくれるだろうし、先輩がいないせいでかえって結束が高まってるなんて事前情報もあるからそんなに心配はしていない。きっと驚くようなステージを魅せてくれるはず。
詳細レポートは例によって中里キリさんのを参照。なんと全曲コメント(笑):
日本コロムビア
¥14,800
ちひろさんの注意事項のあと、前説がもりくぼ、よしのん、しゅがは、三船さんで、いきなり大喜び。神戸のときから、今回出られなかったアイドルに少しでもスポットを当てようというスタンスがすごくいい(伏線)。次はきっと彼女たちが活躍するのだ。
神戸からさらにゴージャスになったステージ上の城がライトアップされたあと、今日の24人のアイドルたちが登場して本日最初のびっくり。全員違う衣装だ!! とうぜん神戸と同じ衣装だと思っていたから腰がぬけるほど驚いた。いやでも、これはいいアイデア。今日のメンバは新顔が多いから誰が誰だかわからなくなりがちだけど、見慣れたイラストの衣装をまとっていれば一発でわかるもんな。2次元アイドルの衣装を立体化するとどうしてもイロモノ感が出てしまうけど、それを上回る嬉しさがある。
中でも突出した本人っぽさがあったのがしきくんの飛鳥。さすがレイヤーやってるだけあってポイントの押さえ方が完璧。もともと髪の色が近かったし、エクステつけるだけで似るのに、そのうえ衣装がほぼ完全再現だもんなー。ソロ曲も雰囲気たっぷりで、共通衣装では絶対にこのパフォーマンスはなかったと思う。
そうそう、シンデレラには長らくへそ出し担当(?)*1がいなかったんだけど、個別衣装導入でなし崩し的に数人がへそ出しになってたのには笑った。そんな「ちら見せ」セパレート衣装はしきくん、ななみん、すずえり、麻夏。中でもリアルアイドルとしても勝負できるルックスのななみん、じつに素晴らしかった。モバマスを始めた当初、一枚だけ持っていたSRがイベントでがんばって集めた唯の水着のヤツだったこともあって唯には思い入れがあるから、ことさら嬉しかったねぇ。とはいえ、ななみんは衣装よりもRadio Happy!! 今日、聴きたかった曲を一曲だけあげろときかれたら即座にRadio Happyをあげるくらい、最近のシンデレラ曲の中でも出色の中毒性を持つこの曲を生で聴けて感激ひとしおだ。出だしのダンスフォーメーションでびっくりさせてからのクラブ空間。いいステージだった。
あと衣装が似合ってるなーと感じたのは、あっさむとあじゅじゅ。あっさむの衣装はフレデリカのカードの中でも一番好きなヤツなので特別に嬉しい。後日書かれたブログに載ってる写真がフレデリカのカメラロールにありそうなのばっかりで、ルックスは似てないのにこの本人感はなんなんだという。早苗さんらしいミニスカポリス衣装のあじゅじゅも、ちょっと童顔なあたりがよく似ていて雰囲気バッチリ。ミニスカポリスなのにデザインと素材のおかげで下品な感じになってなくて、衣装デザインGJだった。
あー、書きたいことがいっぱいあってまた時間が……。今回も3rdと同じHotel Moonside→in factの流れがあったんだけど、これがもう、またもやすごかった。Moonsideは例のロングイントロを、真っ白なスクリーンをバックにシルエットだけで踊るんだけど、奏の映像になったり飯田氏の影になったりと、2次元と3次元を行ったり来たりの演出がすげーの一言。そこから、しきくんとちっすーを加えた3人体制で歌うんだから、3rdよりグンとギアをあげた感じでテンション上がる上がる。3rdでは消えてしまいそうな儚さを表現していたin factは、今回はありすの成長をうかがわせる、決意を秘めたようなしっかりした歌声で、さすが亜美菜は巧者だねぇ。
神戸にも出てない正真正銘の初登場は、しもしーとあっちゃんだけかな(ことみんはイベントで歌ってたはずだし)。しもしーの衣装には黒帯がアレンジされていて笑ってしまった。 二人とも表情は硬かったものの歌声はしっかりしていて、たいしたもんだなー、という印象。しもしーは歌手デビューも決まってるし、もともと舞台度胸はあるのだろうか。表情の硬さをメイクでうまいこと和らげてあげればいいのになー、とは思ったな。神戸から感じていたけど、今回の公演、どうもメイクをこれまでの舞台メイクからナチュラル方向に転換したっぽくて、華やかな顔立ちの人はそれでも充分美人さんだけど、薄めの人はもうちょいなんとかしてあげて……と何度か思ったね*2。
あと、サプライズゲストのことは書いておかねばなるまい。エスパーゆっこがtkttを召喚したときは、誰が出てきたのかほんとうにわからなくて、そもそも予習の範囲外だからイントロすら記憶にないというありさま(CuPだが幸子Pではないので)。最初に思い浮かんだのは別会場でLVを観ているわさますの幸子Pのことだったんだけど(笑)。おそらくだれもが、幸子のライブ参戦はあきらめかけていただろうしなー。いやー、リアルアイドルでしたなぁ。
もう一人くらいゲストが出てもおかしくないよねという空気の中、Tulipで美嘉が、純情でなつきちが残念ながら映像出演のみと完全に油断した状況下でこんどはハイファイのセンターに久野ちゃん登場。久野ちゃんの顔は視認できるはずなのに、これもなにが起きてるのかしばらく理解できず。あー、びっくりした。その後ソロ曲もやって、かくしてアイマス動物園はミリオンに先んじてシンデレラが開くことになった*3。そうそう、衣装とメガネで春菜の再現度が高かったみつやす、ちゃんと肉球付きの白い猫手袋をはめていた。さすが。
今日わかったことは、忙しくてライブには出られないんじゃないかって人でも一曲だけ歌いに出てくれるかも知れないってことと、事前になにを予習すればいいかまったくわからなくなったってこと! ひー。でもとにかく人数の多いシンデレラとしては、さまざまな救済策を講じてくれているってことなので、絶望するのはまだ早いってことだね。
で、最後の「アイマスですよ、アイマス!」コールがなんとちょこたん! たしかに今日のキャストの中ではいちばん経験積んでるけど、どうみてもマスコット的存在なのに(笑)。普段よりやや間延びした、ほんわかしたコールで不思議な感じ。ちょこたんの衣装の再現度もすばらしく高かったし、2つの新曲、Bloody Festaでロックなのにかわいいし、Lunatic Showはぴょんぴょん跳ねるダンスがこれまたかわいいしで、小梅の新しい魅力が見られたよねー。
いやー、それにしても面白いライブだった。最後の挨拶で誰も泣き崩れたりすることもなく、先輩たちが築いてきた土台の上で自信をもって実力を発揮できたからかなーと思う。明日は、当然これを超えてくるわけだよな。すごいプレッシャーなのは当人たちがいちばんわかってるはずだけど、それを跳ねのけてまちがいなく超えてくる。めちゃめちゃ楽しみになった。
終わってみれば4時間半近くが経過していて(途中休憩なし)、人数多かったとはいえ無茶するよなぁ。わさますプロは全員LVだったので都内に分散していたから、池袋に集合して10数人で打上げ。今日はとくに食材の指定がなかったので(←指定とは)普通の居酒屋に入ってしまったが「(初演の恋のHamburg♪つながりで)ハンバーグを食べるべきだったのでは?」と気づいたときは後の祭りである。