2015-09-18(金) [長年日記]
■ 国勢調査のインターネット回答、やっとした
もうしばらく前からいろいろと物議を醸しだしている国勢調査オンライン、やっと回答した(20日〆切)。
やれ封筒に封がしてないだの、初期パスワードを盗まれたらどうするだのと批判されているけど、最後に自分で別のパスワードを指定しないと入力を完了できないのだからなりすましの危険はないわけで*1、紙のころに比べて利便性は上がっている一方で明らかに悪化してる点はないんじゃないかな。というか、書類を配って歩く人たちのことを基本的に信頼していないという点でよくできた仕組みじゃないか。あとは最初に入力させるURLからhttpsにしろというくらいか(やってみたら全部httpsでいけた)。
それより、最初にがっくりきたのがページ右上にある「文字サイズ変更ボタン」だけどさ。なかなか絶滅しないな、こいつら。
あと、2010年の回答をスキャンして残してあったんだけど、比べてみると当時は家の床面積なんか入力させられてたけど今回はなかったな。他にも通勤手段や最終学歴なんて設問もなくなってた。
*1 正確には当人のあずかり知らぬところでのなりすましはない。
2015-09-16(水) [長年日記]
■ 「共感ボタン」だって? そんなの3年前に実装済みだよ
なんか炎上目当てっぽいタイトルにw
や、今朝からFacebookが「Dislikeボタンを(ついに)実装する」という噂が流れて「なんか下品だねぇ」と思っていたら、そうじゃなくて共感ボタンを作ってるということらしい。なぁんだ。
というかですね、読者が共感を覚えたときに押したくなるボタンなんて、おれらが3年も前にmassrで実装済みだよ→証拠(えちょさんによる最初のコミット。その後アイコンなどの追加が行われる)。何周遅れだ、Facebook。
この「わかるわ」の汎用性はハンパなくてさ、
- 喜びのポストに、ともに喜びつつ「わかるわ」
- 怒りのポストに、油をそそぐつもりで「わかるわ」
- 哀しみのポストに、同情をこめて「わかるわ」
- 楽しいポストに、テンションあげつつ「わかるわ」
と、あらゆる感情にこれひとつで対応できる。なんてすばらしい。最強と言っても過言ではない。Facebookが共感ボタンにどんなラベルをつけるつもりかわからないけど、日本語訳にはぜひとも「わかるわ」を使ってもらいたい。
それから忘れちゃいけない、kwsmさんに心からのリスペクトを。