ただのにっき
2014-08-22(金) [長年日記]
■ 夏休み(1) - 蓼科へ
夏休みは分割してとっているのだけど(どうせ猫がいるから長期の旅行はできないので)、後半はちょっと涼みに行くことにした。というわけで蓼科へ。今回の宿はたてしな藍。昼ごろこっちを出て、そのまま宿に直行して、温泉三昧という流れ。
圏央道のおかげでほんと中央道に出やすくなって助かる。中央道ではエアコン全開でも追いつかないくらい暑かったけど(とくに甲府周辺)、こっちも涼しいというわけではなく、移動中はエアコンが切れなかった。とはいえさすがに蓼科まで来ると気温が下がって、木陰の露天風呂なんてかなり快適。屋内も夕方以降はエアコン切っても涼しいくらいになった。
食事はどれも美味しかったな。とくに、冬瓜・アロエ・タピオカ・葛といった透明な食材をふんだんに使って涼しさを演出していたのはよかった。まぁ温泉旅館のセオリーとして、ちょっと量は多すぎたのだけど。
温泉は温度が高めで熱かったのを除けば清潔でゆったりしていたし(貸切風呂もとても広いし、今回は取れなかったけど露天風呂付きの部屋もある)、部屋も広くて、窓際に掘りごたつあったりするのも◯。あと「藍」の名のとおり、浴衣が薄い藍染めで柄とか入ってないのが渋くて良かった。それから日本ではちょっと珍しい、ウェルカムフルーツがあるのも嬉しい驚き。
と、けっこういい宿だったんだけど、いまひとつ高級感が足りないのは、ところどころで気配りがちょっとずつ足らないからなんだよなー。洗面所に洗面台が2つあるのにスリッパが一足しかないとかさ(笑)。あと個人的に、浴場に行くのに部屋からタオルを持っていけと言われると、高級感が急激に下る。たいしたコストアップじゃないなら、タオルは浴室に置いておく方がいいと思うね。