ただのにっき
2014-08-03(日) [長年日記]
■ 実家の犬が死んだ
実家で闘病中の老犬がとうとう死んだと連絡が入ったのでいろいろ手伝いに実家へ。享年17歳だそうで、大往生中の大往生だ。幸せものである。学生時代に飼っていた先代の秋田犬とは窓ガラス一枚を挟んで寝食を共にしていた仲だったからそりゃぁ悲しかったけれど、独立後にやってきたこの犬にはたいして懐かれていたわけでもないので、こっちはまぁ淡々としたものだ。
5月に小屋の修理をしてやって、たった3ヶ月とはいえ梅雨の間ずっと雨を防いでやれたので、最後に良いことしてやれてよかったかなと。これで母の看病疲れの心配もいらなくなるしね。
市内の葬儀屋に連絡したらすぐに来てくれて、大きな化粧ダンボールをその場で組み立てて引き取ってくれた。火葬後は数日中に骨壷に入れて返してくれて、たった4万円以内だそうだ。昔に比べて安くなった上にサービスも向上しているらしい。ペット産業も競争過多なんだなぁ。
しかし、よそのペットの死に向き合うと、必然的にうちの猫たちのことに思いが及ぶし、ちょっと想像するだけで泣きそうになる。できればこっちがボケてあんまり悲しさとかわからなくなるくらいまで長生きして欲しいものだ。