2014-05-11(日) [長年日記]
■ 父の四十九日 & 納骨
予定通り、朝から先月亡くなった父の四十九日法要と納骨。親族だけの簡素なものにしたので、骨壷を墓に入れ、坊さんを墓地に呼んで読経してもらったのち、会食だけするという流れに。こういうことにこだわりの薄い母で良かったよ。
墓地はかなりの山中で、住むにはやっかいだがおかげで静かで見晴らしがよい。子供の頃はボーイスカウトでしょっちゅうこの近所でキャンプをしていたので、馴染みの土地だ。母方の墓地は八王子にあるんだけどいまだに場所を覚えられずにいるが(そもそも覚える気がない)、さすがにここを忘れることはなさそう。
こじんまりした家の墓、中はどうなっているんだろうと思っていたら、けっこう軽くて薄い石板2枚を持ち上げただけで簡単に開けられてしまった(もちろんオペレーションは霊園の人がやる)。墓荒しも簡単にできるので、金目の物は入れない方がよさそうだ。って入れないか(笑)。もし将来、遺骨からすっごく役に立つ高価な薬ができるようになったりしたらどうなるんだろう……とかどうでもいいことを考えたり。
ここの霊園はなにしろあちこちがタイトな作りになっているので、読経している坊さんの後方に立つこともできず、両側に分かれてなんとなく居心地の悪い感じの親族数名が順番に焼香してトータル30分足らず。そのまますぐに市内に降りて、寿司屋で会食。法事だと伝えておいたら、何も言わなくても遺影と位牌を置く場所を用意してくれて、陰膳までついていた。そういうコースがあるんだなぁ。
店を出るときに遺影と位牌を忘れてくるというオチがついて(なかなかひどい[笑])、これで一連の儀式ワークはおおむねおしまい。新盆も適当にやる雰囲気なので、次はせいぜい一周忌だろう。残るは役所ワークか……あー、めんどくさい。