ただのにっき
2013-12-19(木) [長年日記]
■ copy.comを使ってGitのプライベートな中央リポジトリを作る
md2reviewの記事を読んでいたら、文末にある(本題とは関係ない)「gitのリポジトリをDropboxで管理している」という話にひっかかり、なんとなく似たようなことをしたくなったのだった。いやまぁ、プライベート・リポジトリ置き場にはもっぱらBitbucketを使っているけど、代替手段はあってもいいだろうと。
といってもすでにさまざまな用途に使っているDropboxは(同期するフォルダを選択可能とはいえ)新たに別の用途をおっかぶせたい感じではなかったので、その他のクラウド・ストレージ・サービスを比較していったら、以前アカウントだけ取っておいたCopyにはLinux用の同期アプリもあるし悪くない感じなので使ってみた。
アプリのダウンロードからLinux版を入手して展開。GUI版とか単発のファイルコピー用コマンドも含まれているが、必要なのはCopyConsoleコマンド。自分の使っているアーキテクチャに合わせてバイナリを選んで、実行する:
% ./CopyConsole -username=【e-mail】 -root=~/var/copy
パスワードを聞いてくるので答えると(API Keyが保存されるので二度目以降は不要)、あとは指定したroot配下を同期対象にしてくれる。あとは適当なgitリポジトリを作ってやるだけですね:
% mkdir ~/var/copy/test % git init --bare --shared=true Initialized empty shared Git repository in /home/sho/var/copy/test/ % mkdir test % cd test % git init % git remote add origin ~/var/copy/test/ % touch README % git add . % git commit -m '1st commit' % git push origin master
すると、こうなる。めでたしめでたし:
で、これを何に使うかというと、ずっと非公開のままにしておきたいものってあんまりないし(いずれ公開する気なら最初からBitbucketを使えばいい)、使い道が思い浮かばないのであった。まぁいいや。