ただのにっき
2013-12-07(土) [長年日記]
■ グスタフ、年に一度の恐怖のワクチン接種
「今日、グーちゃんうんちした?」「今朝した!」「おしっこは?」「おしっこもした!」「よし決行だ!」という会話があったとかなかったとか(※あった)。
毎年この時期にワクチン接種をするグスタフ、あらかじめ病院に連絡をいれて準備を始めておいてもらって、いざ出発。キャリーに入れられるところまではスムーズなんだけど*1、玄関を出たところから「ワーオ、ワーオ」と大きな声で鳴き始める。歩いてすぐのところにあるとはいえ、近所で遊ぶ小学生たちの好奇の目にさらされながらキャリー含め8kgの重量をえっちらおっちら運ぶのはなかなかの苦行である。あの病院がなくなったらどうするんだろう……*2。
診察室にはいると、すでに注射器に薬剤が満たされ、診察台には拘束用のケージが置かれ、ワクチン接種を証明する書類や領収書まで準備万端。で、診察台に乗ったところでまたおしっこを漏らした。グスタフさん……。
たぶん病院にいたのは3分くらいだったと思うんだけど、それでも精も根も尽き果てたよ(おれが)。当の本人は帰宅後はケロッとしていて、念入りな毛づくろいのあとは(ひどいことをした張本人である)おれにいつものようにベタベタ甘えて、散歩に行きたがり、キャリーに入ってまったりくつろいだりしていたのだった。ほんまよくわからん。
■ 川崎 1-0 FM横浜@等々力陸上競技場
……というわけで猫のワクチン接種で朝からへとへとになっていたが、がんばって等々力へ向かう。ホーム最終戦はとんでもないことになっており、前節(自分の)ホームで優勝を決められなかったマリノスが相手、しかもフロンターレは今日勝てば3位で来年のACL出場の可能性あり、直前に川崎最古参の伊藤宏樹が引退を表明、(ほぼ決定ながら)大久保嘉人が得点王など、もろもろの条件が重なって改装中でキャパが2万人を割っているはずの等々力に*1なぜか2万人超の観客を動員するという*2。席取りに先行して行ったかみさんも、アウェイ寄りぎりぎりの2F席にようやくシートを確保できたというありさま。マリノスのサポーターはピリピリしてるし、なんか怖いよ……。
前半はやや川崎押し気味だがほぼ互角。とはいえ、試合内容はなんだか良いような? もちろん相手は優勝を狙うようなチームなのでそう簡単にはいかないものの、パスは通るしインターセプトも決まる。いいタイミングでサイドチェンジするし(今季前半はこれができなかった)、最終戦になってようやく風間サッカーが浸透したということだろうか(今ごろおせーよとは思うが、悪いことではない)。
けっきょく後半早々にレナトが決めた1点を守り切って勝利。終盤は審判まで味方につけての11人対12人みたいな試合になっていたが(西村め……)、終了間際にわざわざそのレナトに替えて宏樹が投入されてモチベーションがアップした川崎が負けるわけがありません。他会場で広島やC大阪も勝利したのでACL出場決定、そして目の前で相手に優勝されるという屈辱も回避。
試合後は得点王を決めた嘉人が泣き、ACL出場を決めたケンゴが泣き、そしてもう一人の中村が泣き崩れて歩くこともままならないという明暗。準優勝って一番悔しいんだよね、わかる……けど、前節で決められなかったのがいかんのよ。
ホーム最終戦後の恒例のセレモニーのあと*3、宏樹の引退セレモニー。相変わらずの泣かせる演出だったが、一番驚き&嬉しかったのは川崎山脈再結成ですかね。いいもん見せてもらった!
なんにせよまだ天皇杯が残っているわけで、ぜひとも宏樹には天皇杯を持ち帰らせてあげたいものだ。