ただのにっき
2013-10-09(水) [長年日記]
■ 多賀城市へ
(ぜんぜん写真撮らなかった)
仕事で多賀城市へ日帰り出張。普段の出勤時間と同じくらいに家を出て、大宮から東北新幹線に乗ったら昼前には仙台だよ。近いなぁ。ちなみになんだかんだで都合がつかなかったこともあり、3.11以後、初めての東北入り。
仙台で牛たんを食べたあと、仙石線で多賀城へ。駅から徒歩20分ほどにある仕事先の周辺は3.11の頃に2m近い津波が襲った地域で、電信柱に「ここまで水がかぶった」マークが貼ってあってなかなか恐ろしい。さすがに何年もたつのでざっと見た感じでは被害が残っているようには見えないのだが、よく見ると建物の壁の2m付近でペンキの色が微妙に違っていたり、いかにも「急いで建てました」風の建物が唐突に現れたりする。もちろん、閉店しっぱなしの商店も少なくない。
不思議なことに、標高がそんなに変わらないはずの駅周辺ではまったくそういう津波の被害は見えなくて、ほんの数ブロックでこんなに違いが出るのがすごく不思議だった。
そんな、仕事先と駅の間を往復するだけの東北行なのだった。帰りにはもちろん萩の月を家庭用土産に購入。