ただのにっき
2013-07-30(火) [長年日記]
■ Black Hat USA 2013 & DEF CON 21に行った(1)
(これを書いてるのはもう8月9日なんだけど!)出張でBlack Hat USA 2013とDEF CON 21へ行くことになった。アメリカはラスベガス。海外出張は久しぶりだなー。アメリカ本土へは入社して数年後、バブルの残渣を使ってサンノゼのカンファレンスに派遣してもらって以来だ。ちなみにラスベガスへは高校時代、ボーイスカウトのキャンプでグレイハウンドのバスでトイレ休憩に寄ったことがある。夜中に着いたのに体温より高い熱風が吹いていてビビった記憶だけがある。
同僚と二人旅*1なんだけど、2人とも英語はだいぶ怪しいので、どうなりますやら。ちなみに2人ともギャンブルには興味なしなのでラスベガスという土地との親和性はあまり高くない。
まずはANAでサンフランシスコへ。昨年行った人たちが短すぎる乗り継ぎ時間のせいで国内線を乗り逃し、ひどい目に合った反省をいかしてかなり長いインターバルをあけたせいで、そうとう暇になってしまった。なにごとも中庸が肝心よね。ちょうど現地時間で昼過ぎだったので何か食べようということになり、空港をさまよってサンドイッチをひとパック(が大きいので2人で分ける)。パンがパサパサ。日本のふわふわパンとはしばらくお別れだとここで実感。
そういえばトイレのハンドドライヤーがDyson製なのが面白かった。ムダに曲線が多かったけど性能的には日本製とたいして変わらないのは掃除機と同じである。
それからUnited Airlines*2の国内線に乗ってラスベガスへ。着いたのは日が落ちる寸前だったけど、屋外に出たとたん熱い空気がぶわーと押し寄せる……が、よく言われるように湿度が低いのでつらくはない。でもしばらく風にあたっているとミイラになりそう。シャトルバスを探したけど見つからなかったのでタクシーで今回の宿Caesars Palaceへ。Black Hatのメイン会場といっしょで、ホテルやカンファレンス会場が何棟も立ち並ぶ、巨大なテーマパークのようなホテル(群)である。
Black Hat & DEF CON客向けセットの部屋は、ビジネス向けとしてはけっこうなお値段だが、フロアもベッドもめっちゃ広い一方で設備やアメニティはだいぶしょぼくて(ブラウン管のTVなんて見たの何年ぶりだ)、これなら日本の5000円のビジネスホテルの方がいいんじゃね? というレベル。ショウビジネスのメッカで優雅な生活をしようと思ったらけっこうな出費が必要そうである。
さっそく移動中に電池が尽きそうになった各種ガジェットの充電大会を開催しつつ、スタバで買ったサンドイッチを食べてすぐ就寝。明日からまずはBlack Hatである。