ただのにっき
2013-02-01(金) [長年日記]
■ 鈴木みその『限界集落温泉』をKindleで買い直した
ここしばらくKindleストアのコミックで上位を占めているのですでによく知られていると思うが、鈴木みその『限界集落温泉』が売れに売れて1月だけで累計2万部(作者ブログ)という電子書籍としてはかなりの大ヒット。以前紙版をプッシュした身としては嬉しいばかり。ご祝儀がわりにおれも全巻買い直した。日本のKindleストアで売っているものは愛用のKindle4では読めないんだけど、コミックスならNexus7のKindleアプリの方が読みやすいからね。
あれ、おまえはKindleにかぎらずDRMのかかった電子書籍は買わないと言っていなかったかという指摘は半分正しい。これも作者のブログからになるが、「1度電子書籍で買ってくれた人に対しては、一生同じ本を2度買う必要なし」と言っているからだね。こういう人は応援しなくては。
というか、「作り手」としてこの感覚がごくあたりまえだと個人的には思うんだけど、これが「売り手」の手に渡って商品になるととたんに違うものになってしまうのが不思議なところだ。以前(2009年)、(CDを)車でも聴きたかったらもう1枚買えと言ったJASRACの人がいたけど、それがいまでは音楽データはDRMフリーが常識の時代に。電子書籍も早くそうなるといいですね。ダウンロード制限撤廃とかいってふんぞり返ってるんじゃねーよ、と。
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