2012-02-14(火) [長年日記]
■ ひさしぶりに「赤毛のアン」を読み返したら止まらなくなった
昨年末に「赤毛のアン」の新訳が出たそうなので、村岡版を自炊して(←新訳ぜんぜん関係ない)読み返し始めたら、これがもう、面白くて止まらないの。いやぁ、やっぱり好きな本は10年に1度くらいは読み返さないといかんなー。
読んでいて面白かったのが、若いときには感情移入先が(とうぜん)アンだったのに、この年齢になるとそれがマリラになっていたということだ。アンに振り回される役どころというのはじつにいい感じ。たぶん10年か20年後にまた読み返したら、こんどはマシュウに感情移入することになるのだろう。
ところで上で述べた「新訳」はこれなんだけど:
赤毛のアン (ヴィレッジブックス)
ヴィレッジブックス
¥534
実はいま、講談社の掛川版がとんでもないことになっていて、なんと表紙が「NEWラブプラス」の愛花(笑)。これがけっこう似合っているという:
赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)
講談社
¥1
3DSNEWラブプラス 【オリジナル特典:特製描き下ろしマウスパッド付き】
コナミデジタルエンタテインメント
¥4,200
これは記念(?)に買わねばなるまいか。ちなみに今回読み返したのは元祖・村岡版(の新装版):
赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)
新潮社
¥825
あと、書庫には松本版もあるけどハードカバーなので自炊は躊躇している。文庫を買っておくべきか:
大学でて先生して結婚して海の家に住んで炉辺荘に引っ越して第一次世界大戦で男の子3人出征するところまで一気呵成。
あいにく続編は1作目ほどの傑作ではないので手元にはないのです。