ただのにっき
2011-12-26(月) [長年日記]
■ 金色の腹巻を編む(1)
さて、古来から「女は腰を冷やすな」などと申しますが、どっちかと言うと「男は腹を冷やすな」の方が切実じゃないかと思うわけです。胃潰瘍や十二指腸潰瘍にしても大腸がんにしても、女性より男性の発症率がはるかに高いわけで、消化器系が弱い男性というのは非常に多い。その証拠に、ハッシュタグ「#ponponpain」でつぶやいてるのなんて男ばっかりだ。バカボンのパパだって、ああ見えてストレスに弱いからいつも腹巻をしているに違いない。せめて寝るときくらい腹巻をして、消化器をいたわった方がいいのですよ、男は。
そんなわけで(前置きが長い)、次は腹巻を編むことにした。あいかわらず実用一辺倒。
マフラーと同じように長方形に編んで端を縫い合わせてもいいんだが、やはりここは輪編みでいきたい。というわけでぐるぐると螺旋状に編むための、輪編み用編み棒を買ってきた。さらに腹に巻くには伸縮性が必要なのでゴム編み、それも編み目がなんとなく軍用っぽくてカッコイイので今回は「イギリスゴム編み(片面)」を採用*1。糸は金運がアップしそうな山吹色で。
最初はテンションの掛け方がよくわからず、2、3回失敗して最初からやりなおしたけど、だんだんリズムがつかめてきて今はこんな感じ。年内には編みあがるかなー。
*1 もっとも英語では「Fisherman's Rib」だそうで、なんだよ、漁具と同じ編み方かこれ。もっともFisherman's Ribの編み方解説にはなぜか2種類あるのでどっちが正しいのかよくわからない。