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ただのにっき


2011-06-26(日) [長年日記]

Marlena Shawのライブに行ってきた

まるで野外ライブかと思うような風景(演奏中はカーテンが閉じる)

明日の誕生日を1日前倒しにしてビルボードライブ東京へ。「Marlena Shaw featuring Chuck Rainey, David T. Walker, Larry Nash, Harvey Mason "WHO IS THIS BITCH, ANYWAY?" REUNION TOUR」(長い)である。

自宅にあるはずのCDが発掘されなかったので予習はあまりできなかったのだけど、スタンダードとも言える曲多めな感じで、最初から最後まで楽しめた。ライブの時間はアンコール含めほんの1.5Hという短さだったけど、出演者の多くが「アラウンド・セブンティ」なんだから、しょうがないネー。

数年前にDavid T. Walkerを聴きに行ったとき、これが見納めかも知れないねぇなんて話をしていたのだが、むしろ今日はあの時より元気いっぱいノリノリで、ほとんどの曲に長いソロパートがあるわ、立ち上がって歩きまわるわ、年々若返ってるんじゃないの。見納めとか言ってすんませんでした。

ビルボードライブ東京は初めてだったけど、東京ミッドタウンの端にあって、大きな窓から公園が見える。「おいおい野外ライブかよ」と不安に思っていたら、演奏時はカーテンが閉まったのであった。フロアの人が「夜景がきれいですよ」と言っていたので、夜の公演だったら開けっ放しなのだろうか。

フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ
ジム・ゴードン
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
¥850


2011-06-25(土) [長年日記]

「緑のカーテン」を作るぞ(4) - 支柱を立てる

[写真]支柱を這い登る夕顔

プランターに植え替えたときはやっと双葉が生えそろったところだったので甘くみていたんだけど、その後あっというまに成長して、水曜にはプランターの後ろにある隣家との境界にある金網を這い登り始めてしまった。あわてて手持ちの支柱を立ててまわったものの、数が足らないので、買い足さないと……。

これだけ成長がはやいなら、カーテンになって日差しを遮ってくれるようになるのもすぐじゃないかと期待してしまうけど、梅雨の方も待っていてくれるわけでもなく、ここ数日は真夏のような暑さが続いているのだった。時間との競争だなぁ。

Tags: gardening

グスタフ、そろそろ大台

[写真]太ってるように見えるグスタフ

グスタフと散歩をしていたら、通りがかりの女性に「わぁ、かわいい犬……いや猫!? でか!」って言われました。体重計に乗せてみたらついに6.8kg。この体重計の分解能は200gなので、もう7kgの大台まですぐそこだよ!

最近は、ちょっと目を離すとグスタフはドーラの、ドーラはグスタフの餌を食べたがるものだから困る。グスタフにはダイエット用の「ライト」を与えているから、交換されるとグスタフはさらに大きく、ドーラはちっとも大きくなれず、ということになる。交換してるのを見つけたら即刻入れ替えているのだけど、ずっと見張っているわけにはいかないからなかなか難しい。

別々の場所で食べさせるスタイルにも挑戦したけれど、どっちにしろ相手の食べ残しを食べてしまうのであんまり意味がないような気がする。そろそろ成長を止めてくれないと困るんだけどなぁ。

Tags: gustav
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ogijun [えー、でかいほうがかわいいのにー。♂なら8kgくらいあってもいい。]

ただただし [でかさとかわいさの間に相関関係はないと思うぞw 窓から腹の上に飛び降りてきたりするんだぜ。8kgもあったら命が危ない..]


2011-06-24(金) [長年日記]

Singularity -シンギュラリティ(特異点)-/ Duke of Pianeet(ピアニート公爵)

来週月曜の誕生日用にいつものほしい物リストをさらしておいたら、数日後ポストに入っておりました。ありがとう!

ニコマスにどっぷりはまっていたおかげで、ピアニート公爵のデビュー(当時は「伯爵」いや、まだ「名なし」か)はたしかカウンタも3、4桁の頃に見ていたはず。原曲の雰囲気をいっさい損なうことなく、それでいてオリジナリティを感じさせる独自のアレンジというバランス感覚は驚愕だった。もちろんテクニックも。

正体を隠して活動している人物についてあれこれ詮索する趣味はないのだけれど、最近は顔出しでライブなどにも出ているせいで、だいたい正体は割れているらしい。ググるとそのあたりは調べがつく。関係をたどっていくと去年のSF大会のコンサートの背景がだいたい想像できたりして、なかなか世の中狭いものだ。

インタビューを読んでいると、本当にニートのような生活を送っていたようで、クラシックのピアノ一本で食っていくのは、そりゃまぁ難しいだろうよとは思う。ただ、(「サブ」のつかない)カルチャーの強みは歴史の検証を経ているという点にあるわけで、単に古いコンテンツを再演するだけでなく、その「テクノロジー」を現代のポピュラーミュージックに適用するというアプローチはすごく正しいと思うし、だからこそニコニコ動画で受け入れられたのだろう。

イチオシはやはり、20分の大作「ガンバスター幻想曲」で、これはオリジナルのサントラにあった「交響詩GUNBUSTER」を意識してるんだろうなぁ、やっぱり。あれもぶっとんだ作品だったが、こっちも思わず映像が脳裏に浮かんでくる素敵アレンジ。田中公平ファンとしては嬉しくないわけがない。

挨拶がわりの「蒼い鳥」に続いて「時報」のアレンジなどでクラシックに不慣れなニコ動ユーザ層をきっちり引きこみ、アニメ系楽曲の一風変わったアレンジで楽しませておきながら、最後はベートーベンのピアノソナタで締めるというのは、明確なストーリーを感じる。おそらく最後の2曲はクラシック音楽への公爵からの招待状なんだろうね。

Singularity -シンギュラリティ(特異点)-/ Duke of Pianeet
ピアニート公爵
dmARTS
¥1,564

トップをねらえ!ウルトラ音楽大全集~田中公平の世界
ビデオ・サントラ
ビクターエンタテインメント
¥2,286


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