ただのにっき
2011-01-23(日) [長年日記]
■ 「川崎フロンターレ新体制発表会見」に行ってきた
フロンターレというチームは、スタジアムでのいろいろなイベントを他球団が見学に来ることからもわかるように、こういうイベントにはやたらと力をいれるというか、サポーターを喜ばせる(というか一緒に楽しむ)ことにかけてはこだわりがあるので、たいへん楽しいイベントだった。
イベントそのものがミューザ川崎を本拠地とする東京交響楽団とのコラボで、音響が素晴らしいことで評価の高いミューザ川崎のシンフォニーホールでブラスアンサンブルが聴ける。東京交響楽団はホームでの勝利時にかかるテーマ曲を提供してもらったりと、これまでもいろいろ関係があるので自然なコラボ。もちろん演奏会の最後にはこのテーマで盛り上がるわけだ。
その他にも、今年のキーワード「挑」の書を、わざわざ岡本太郎記念館から借り受けてきたり、それをユニフォームにプリントしたり、おまけに今年からユニフォームのサプライヤになったPUMA(スタッフが全員川崎にゆかりがある)から巨大なユニフォーム型のビッグフラッグ贈呈があったり。最後はサポーターから贈られた巨大な青いダルマに、相馬新監督が目玉を書き入れてタイトル奪取を誓う。隅から隅まで考えぬかれたエンターテイメントで、実にすばらしい。ここまでやられたら、今年も応援せざるを得ないよなぁ。
とはいえ、発表になったチームメンバの中にブラジル人がジュニーニョしかいないとか、DF強化というわりには森勇介がいないとか(勇介が右サイドにいないフロンターレなんてなぁ……)、もちろん監督業2年目の新監督とか、いろいろ不安はある。逆に、ケンゴは海外移籍を取りやめたし、山瀬の加入はそうとうなパワーアップだし、プラス要素もあるわけで、期待と不安がいり混じってはいるのだけれど。まぁ、今年も引き続き、なにかやってくれそうな面白いチームではあります。