ただのにっき
2010-09-23(木) [長年日記]
■ 富士山できのこ狩りをしてきた
マイクロバスを運転手付きで借りきって、新宿~八王子~河口湖からスバルラインへ。外はすでにけっこうな雨で、「アメフラシ」の面目躍如だ(スミマセン……)。雨がひどかったら中止も覚悟の上で五合目まで登ったら、それなりに風雨は強いものの、森の中に入れば気にならないレベル。状況次第で撤退も考えつつ、精進湖林道に入る。目指すは三合目である。そう、ここから下り。
富士山って山は、とくに五合目から上は植物はないわ、溶岩は歩きにくいわで、好き好んで登るもんじゃないというのが個人的なスタンスなので、五合目から下るというのは実に理にかなっている。勾配もきつないし、きのこを探して道を外れても地面は苔むしているから歩きやすい(穴に気をつける必要はあるけど)。たんなる登山ではなくて、自然を楽しみながらののんびりトレッキングには実にいいコース。
もっとも、おれはボーイスカウト経験は長いもののきのこ狩りはほぼ初めてだし、かみさんもそうだから、そもそも目の付け所がわかってないから見つけることそのものが難しい。見つけても食べられるかどうかよくわかんないし。専門家が同行してくれているので、毒きのこを持ち帰る危険はないというのは実にありがたかった。といっても、すでに教えてもらったきのこの名前は覚えていないのだけど……。
そんなこんなで普通に歩けば1時間ていどの道を数時間かけて下ると、たくさんのきのこが取れた(人によって多寡はある)。本当は途中できのこ汁とうどんを作って食べる(うどん会ですから)予定だったのだけど、雨がひどくなったのですべてお土産に。夕飯の味噌汁にして食べた。いやぁ、新鮮なきのこは歯ごたえが違うなー。