2010-07-28(水) [長年日記]
■ グスタフ、力加減がよくわからない
いつも自分の餌よりもグスタフの餌の方を食べたがっていたドーラだが、かつお節をまぶしてやったら自分の方を食べるようになった。ふっ、しょせんケダモノ、ちょろいもんよ。
ここ数日は、仲良くじゃれあう様子が見られるようになった2匹だが(あとは互いに毛づくろいとかしてくれると、微笑ましくていい感じなんだけどなぁ)、なにしろ10倍近く体重差がある2匹なので、見ている方はハラハラしどうしだ。グスタフが本気になったらひとたまりもない(と思う)し、グスタフの方もどこまで本気出していいのかよくわかってない感じなので、よけいに心配してしまう。まぁ、ドーラも不利な態勢になったら逃げ出す知恵はあるようなので、大丈夫なのかも知れないけど……。
グスタフは人間しか相手にしたことがないので、どうも猫っぽくないなと、ドーラを見ていて思う。ドーラは人が出かけるときに見送りに来ないし、帰ってきても出迎えなし。抱っこも長いことされてくれないし、寝るときもベッドより硬い床の上が好きみたいで、なんだかハードボイルドだ。
グスタフはおれの帰宅時なんて喉を鳴らしながら膝に這い上がってきて、最低5分はなでてやらないと気が済まない。なんというか実に犬っぽい。そんなんでいいのかよ……と思わなくもないが、かといってドーラみたいにクールで独立心旺盛なのもなんだか物足りない気がするし。難しいもんですな。
思ったんだけど、見かけ上ほとんどアメリカンショートヘアーの系統に見えるグスタフ、この系統は犬ぽいですよ。帰宅時にはもちろん気が済むまでひざに乗りたがるとかアメショー的かも。
へぇ、アメショってそうなんですか。
というかグスタフってアメショ系統ですかねぇ? いや、子供の頃は模様がそれっぽかったので「もしや高貴な生まれなのでは!?」とか言ってたもんですが、成長したら典型的なキジトラになっちゃったもんで……。顔なんかも日本猫ですし。
額のM字、目じりの1本線あたりそうでしょ。胴体はぼやけてるけど、顔は完全にそうだと思う。
なるほど、そう言われてみれば……。だとするとドーラにも同じ柄があるから、やはり2匹は同じ血筋をひく者か。先日ドーラの母親と姉妹(?)とおぼしき親子連れを見たので、たぶん母親が同じなんでしょうねー。というかあの猫がここ最近、近所で子猫を量産してる気がする。