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ただのにっき

2009-12-08(火) [長年日記]

ON/OFFがカスタマイズできるようになったので、Google日本語入力に乗り換えてみた(ただし32bit環境のみ)

数日前に公開されたGoogle日本語入力beta、面白そうだから即日入手してみたものの、IME自体のON/OFFをカスタマイズできないのですぐにネをあげてしまった。MS-IMEに限らず、VJEを使っていた昔から、IMEのON/OFFは「変換」キーによるトグルと決めていたので、いまさら他のキーに順応できない(ゆえに日本語JISキーボードしか使えない)。

そんな悩みは、実は即日解決していたそうで、今日になって「Google 日本語入力で変換キーをIMEオンに、無変換キーをIMEオフに割り当てる方法」という記事を知ったので、さっそく応用してみた。といっても、件の記事にある「Muhenkan」を「Henkan」に読み替えるだけである。これで慣れた環境に近づいたのでちゃんと使えるようになった。

どうも日本語IMEを作ってる人たちは、ON/OFFを頻繁に切り替える状況を想定していないんじゃないかと以前から感じていた。そうでなきゃ、「半角/全角」なんて変態キーをON/OFFに割り当てたりしないだろうし。おそらく、英単語や数字、記号の入力にもIMEの機能を使って欲しいと思ってるんじゃないかなぁ。でも、実際の場面ではIMEの機能が邪魔になることの方がまだまだ多いし、プログラムなんてダイレクトに入力できなきゃやってられない。だからON/OFFのカスタマイズは必須機能だと思うんだけど。

閑話休題。

さすがネットで鍛えた辞書というだけあって、固有名詞じゃジャーゴンにはとても強い。でも「ただただし」はなかった。固有名詞として認識されてないらしい。まつもとさんの名前も本名は変換されてたけど、ひらがなは補完されなかったしな。

一方、普通に文章を入力しているときは単語に助詞などを補ってはくれないので、実はサジェスチョンが使える場面はそんなにない感じ。単語のたびに確定していたら、複文節変換の意味がないもんな。このあたりはまだまだチューニングが必要な気がする。

あと、上で書いたように「変換」キーでON/OFFをトグルするようにしたものの、どうも「今どのモードにあるのか」が予想通りになってないことがある。モードの初期値がおかしいのかなぁ。「変換」でON、「無変換」でOFFにした方がいいのか知らん。……とはいえ、いまさら新しいキーバインドに慣れるのはちょっと……。

でもまぁ、MS-IMEよりはだいぶ賢いようなので、このまま常用してしまおう。……と思ったが、Windows用はまだ32bit版しかないんだよね! ノートはWindows7 64bitにしちゃったし、デスクトップ用のWindows7も今日、Amazonに注文したところなので、Google IMEを使う場面はまだ来なさそう。